機械工学科の就職について。

Question

機械工学科の就職について。> ビール会社やパン製造会社のような食品メーカーも製造工程はすべて機械な訳ですから必ず機械の知識を持った人が必要です。もちろん建設メーカーは重機や製図の知識を持った機械系の人が必要。

とありますが、機械工学科で習う知識と仕事で使う機械の知識は別ではないでしょうか？

https://www.oribi.work/entry/mechanical-engineering-job

Answer 1

たとえ話をすれば「教習所」かな。
いまあなたは自動車の運転技術や交通ルールなど、基礎的なところを学んでいると思いましょう。

「教習所のクルマと、企業で乗るクルマは別じゃないですか？」って、そりゃ同じじゃないでしょうけど、きちんと学んでいれば車種やメーカーが違っても運転できるでしょう？
基礎がしっかりしていれば、右ハンドルでも左ハンドルでも応用がききます。そのために教習所で基礎を学ぶわけです。

自動車の運転と違って、機械工学を学んだ技術者はそう多くないです。一方、あらゆる産業、特に製造業では様々な機械設備が欠かせないわけですから、これをきちんと動かしたりメンテナンスしたりできる技術者が必要です。
学校で学ぶことはその基礎なわけですから、そこが身についていれば、扱う機会の種類が違っても応用が利きます。
そのための勉強だと思います。

Answer 2

> 機械工学科で習う知識と仕事で使う機械の知識は別ではないでしょうか？
別じゃないよ。学校で習う諸々の延長線上にある応用だ。

別のものに見えるなら、それは学校での勉強が身についていないか、疎かにしてきたツケ。

食品製造と医薬品製造の機械は、自動機・専用機を手掛ける人間にとっては、最も難易度の高い究極の分野。幾つか有名な専門の会社があって、それらがしのぎを削っている。
自動機で有名な会社でも、食品では新参の会社は、お客から相手にされない事がある。
難しい世界だが、尚更、学校での基礎の勉強がものをいう。

Answer 3

機械工学はつぶしのきく学科です。

材料力学、流体力学、熱力学、機械応用力学、機構学、機械製図、電気工学、制御、機械設計・・・などを学びますが、全く学ばなかった人よりは、アプローチが速いと思います。

その他、商社、生命保険、建設業（機電系、設備系）、ロジ・・・様々分野で就職していきます。

Answer 4

＞機械工学科で習う知識と仕事で使う機械の知識は別ではないでしょうか？

そりゃ、あらゆることで同じじゃあないかい？

学校で習うのは基礎・原理であって、現実に必要なのは応用なのだから。

ちなみに、

＞ビール会社や～機械系の人が必要。

は、すべて正しい。