死亡退職による年末調整について質問です。

Question

死亡退職による年末調整について質問です。４月に会社員だった身内が亡くなりました。
生前、特に確定申告はしておらず、年末調整のみでした。
亡くなった場合、会社が最後の給与で年末調整のようなことをしてくれるので、特に遺族による準確定申告は義務ではないと聞きました。

ここで質問なのですが…。

（１）もともと１〜12月まで１年間の給与見込みで所得税を源泉徴収されていたと思うのですが、亡くなったことで１〜３月支給の３ヶ月分しか本人は給与をもらっていない形になります。
この３ヶ月分では103万円に満たない金額です。
この場合、年収103万円以下で課税所得０円となり、１〜３月で源泉徴収された分が全額戻ってくるということなのでしょうか。

（２）死後に受け取る給与は相続税の対象だと聞きました。
ここに所得税の還付金が含まれた場合、これも相続税の対象ということでよいですか。

（３）最後の給与でちゃんと年末調整がされているかどうかはどうやって確認すればよいのでしょうか。（会社がやり漏らすことはないとは思いますが、念の為に確認したいです。）

Answer 1

①その通りです

②所得税の還付金は含まれません
最後の給料の定められている支給日が死亡日よりも後の場合は相続財産
前の場合は亡くなった方の給与所得
詳細は以下を参照ください
https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/hotei/7/05.htm

③収入金額が１０３万円以内なら
支払金額欄は収入金額合計
給与所得控除後の金額欄は支払金額ー５５万円
所得控除の合計額欄は48万円+社会保険料
源泉徴収税額欄は0円
となっているはずです

Answer 2

全ての項目は税務署で死亡された方の情報を持参して確認できます。