司法試験を突破しないと就けない職業は、弁護士、検察官、裁判官の、法曹三者と呼ばれる職業だけです。 従って、裁判所書記官になるために司法試験を受験する必要はありません。 裁判所書記官になるには、まず裁判所事務官の採用試験に合格しなければなりません。 裁判所事務官の採用試験は、高卒一般職,大卒一般職,大卒総合職,院卒総合職の区分があります。 各区分のは、問題の難易度を表すもので、受験資格は年齢により決まるので、例えば中卒でも、採用年度で22歳〜30歳であれば、大卒総合職の試験を受けられます。 試験は筆記試験と面接です。 問題は普通に難しいですが、量やればなんとかなります。 高卒程度の試験なら法律の問題は出題されません。 事務官から書記官になるまでの流れですが、 いずれの採用区分も23歳になると書記官への登用試験の受験資格が得られます。 登用試験は司法試験の難易度が低い版みたいな問題で、形式は司法試験と似てます。 なので登用試験の勉強に司法試験の問題を解く人も多いです。 試験に合格すれば埼玉にある研修所で1年強研修を受け、書記官になれます。 書記官になって一定期間勤務すると、司法書士(法律関係の文書を作る仕事だと思ってください)の資格が得られたり、一部ですが簡易裁判所や家庭裁判所の裁判官になれたりします。
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