自主退職させようとする病院

Question

自主退職させようとする病院数年前に勤務していた病院を履歴書に書き忘れ、履歴詐称と言われた数日後、◯月◯日付けで契約更新はしないと言われた（正社員なので更新という言葉自体間違っている）。弁護士に相談したところ、重大な履歴詐称には該当しない、慰謝料請求が出来ると動き出そうとした矢先、事務長から①院長より、履歴書の書き忘れはパート期間の為大目にみる②但し現在他の部署との連携が取れていない為、配置転換をする（有資格者の為、同意なしでは出来ないはず）…という内容である。こうなる前に、A病院（書き忘れていた病院）のある職員から、私が書類の改ざんをしていたというデマを流される、また医療費を支払わず逃げた患者の始末書を私だけのせいにするという経緯がある。そもそも他の部署からそのような話が出ている事を知ったのは配置転換の時のみ。始末書も何故私が書かなければならないのかという理由も明確な答えはなく、最終的に私のミスでという言葉で受理されている。精神的苦痛及び慰謝料請求は可能か、また可能であれば必要な書類はどのような物が必要か教えて下さい。

Answer 1

弁護士さんの言うように、「退職させる」理由になるほどの経歴詐称にはなりません。
せいぜい顛末書でも書けばそれで済む話です。
（その経歴の有無が、採用を左右するような重大情報でない限りは）

ただし、
＞精神的苦痛及び慰謝料請求は可能か

に関しては「可能ではあるが、望める額は極小」かと思います。
「及び」と書いていますが、慰謝料とは精神的苦痛の対価なので「同じ」です。

日本において「精神的苦痛」という個人の主張しか計るものが無い「目に見えない損害」は非常に安いです。
例えばこれがすでに不当に解雇されており無職で生活が成り立たないのであれば「実害」があります。その実害が例えば月給20万×12か月で240万だった場合、
「実害240万と、その精神的苦痛として慰謝料50万」という請求は可能です。

ですが今回の場合、実害はほぼ無く、あなたが自分で主張する「精神的苦痛」しかありません。
この場合、非常にその額は小さくなり、せいぜい5万、10万というレベルです。それすら無理な場合も多いです。

「誰もが知る有名人が、全国誌の週間○春で嘘の記事を書かれた。その精神的苦痛」でもせいぜい100～200万とかですから。
「離婚」という人生を左右する浮気をされた、でもせいぜい慰謝料の相場は200万とかです。

なので恐らくは弁護士費用の方が遥かに高くなるかと思いますが、それでも
＞また可能であれば必要な書類はどのような物が必要か教えて下さい。

であれば、必要なのは書類ではなく「あなたの精神的苦痛が社長の言動で生じた」という「証拠」です。
ようするに、訴訟になった時に、社長が「知りません、言ってません。どこにそんな証拠があるのですか？」と言われたときに、
「これが証拠です。この証拠を基に私は精神的苦痛を主張しているのです」と裁判官に確認してもらえるもの、です。

これを裁判における「原告の立証責任」と言います。
それがないなら、単に「作り話、言いがかりである」、と被告に主張されれば100％負けます。

Answer 2

詐称にはならないと思いますね。詐称は事実と異なることを書いた場合であって、書き忘れは事実と異なっているわけではありませんからね。

既に弁護士に相談された由、質問の可能かどうかや書類等はもう一度尋ねては？