会計、税務、経理・財務分野に特化した人材サービス会社の転職エージェントがお答えいたします。 転職は、転職される方の経験業務、所属している企業の規模、資格や学歴など、個別の状況が影響します。原則として求人には年齢制限を設けてはいけないという前提はあるのですが、それでも悩んでいらっしゃる質問者様の参考になればと思いましたので、あくまで一般的な話としてお答えしたいと思います。 (1)マネジメント経験のない人材の転職は、何歳ぐらいまで可能でしょうか? どのような企業を選ばれるかで回答が変わってきますが、多くの企業では、40代以降はマネジメント経験を重視される傾向にあります。一方で、企業によっては、専門職制度やティール組織を導入されている場合もあるので、マネジメント経験をとくに求めないポジションもあります。 相談者様が転職先でマネジメントを経験していきたいとお考えでしたら、経験を重視され始める前の30代のうちにスタッフポジションで転職されることをお薦めします。 もちろんマネジメントの必要が無い少数の組織や前述のティール組織などで、マネジメントの経験を問わない求人もありますので、40代以降でも転職できる可能性は十分にあります。 (2)上場企業で連結会計業務の経験がある場合、何歳ぐらいまで転職可能でしょうか。 ・国内子会社2社 ・在外子会社1社 ・連結関連の開示業務も担当 (1)でも回答したとおり、40代以降はマネジメント経験を重視される傾向があるため、40代以上であるなら、あげていただいた経験に加え、マネジメント経験があると良いかと思います。また、年齢を重ねるごとに即戦力としての期待値は上がっていくため、会計実務の観点から、業界や企業規模とこれまでの経験との親和性を求められることが多くなります。 「何歳ぐらいまで」と言い切ることは難しいのですが、30代のうちでしたら、業界にとらわれ過ぎることなく、比較的、選択肢を多くもてる状況かと思います。 企業ごとに採用要件は異なりますし、お持ちの資格や語学力など複数の要素が採否に影響します。よって、明確な基準をお伝えすることができず恐縮ではありますが、質問者様が今後のキャリアを考える際の参考にしていただければ幸いです。 納得できる転職ができますことを陰ながら応援しております。
なるほど:4
こんにちは。 私が転職活動をしていたのはコロナ禍のさなかですので、現状は少し変わっているかもしれませんが、ご参照までに。 (1)一般論でいえば35くらいまでとはいわれていますが、やはり35ともなると多少のマネジメント経験は求められるとおもいます。 できれば30、そこからは早ければ早い方がポテンシャルを見て判断してもらえる年齢と言えるのかなと思います。 (2)おっしゃる連結の経験は、中途採用の要件としては非常に重要な経験に位置付けられています。 ですので、その経験をお持ちであれば35歳くらいまでは大丈夫かなと。 ただし、マネジメント経験の有無などでまた需要も変動しますので、こればかりは動かないとわからないかな、というのが正直なところです。 ご参照までに。
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