消防士志望の者です。消防士の方に質問です。 ・やはり２４時間勤務は肉体的・精神的にキツイですか？ ・ご家族との時…

Question

消防士志望の者です。消防士の方に質問です。

・やはり２４時間勤務は肉体的・精神的にキツイですか？
・ご家族との時間やご自分の時間はありますか？
・非番の日は家で待機しないとダメなのですか？・４０歳、５０歳になってもロープ登りなど若い方と同じく体力的な事は続けていくのでしょうか？
また、その年になってもそこまで肉体は持つものでしょうか？
ロープ登りはレスリング経験者とか以外の一般の、運動に自信のない人でもできるようになるんでしょうか？
・常に殉職ととなりあわせですが恐怖はないですか？またご家族はそれについてどう思われてますか？

以上です。質問が多くてすみませんが。。

Answer 1

現役消防士です。
消防祖によってシステムが多少違いがある場合や、個人によって感じ方が異なる場合がありますので、
参考までに聞いてください。

【やはり２４時間勤務は肉体的・精神的にキツイですか？】
楽ではありませんが、ある程度勤務すると慣れますよ。
２４時間勤務の場合、仮眠時間もちゃんとあります。
少しでも仮眠できれば、次の日の疲れ方も違います。
もちろん災害等で仮眠が少ししか取れない日もあります。

【ご家族との時間やご自分の時間はありますか？】
２４時間勤務の次の２４時間は非番（明番）になりますので、時間はあると思います。
また、明番以外にも年間で土日の日数分の週休がもらえますので、家族や自分の時間は十分に取れると思いますよ。
消防士も基本的には週休２日制なのです。
ただ、非番や週休などで訓練や研修などを行う場合もありますよ

【非番の日は家で待機しないとダメなのですか？】
毎回の非番に自宅待機ということはありません。
ただ、旅行などで多くの時管轄地域から離れる場合は、事前に連絡が必要な場合もあります。

あきらかに台風が来るなど災害発生の危険が高い場合などは、自宅待機の命令が出る場合もあります。

【４０歳、５０歳になってもロープ登りなど若い方と同じく体力的な事は続けていくのでしょうか？】
もちろん体力はあれば、それが一番ですが、人間にも限界があります。
中には５０歳でもかなりの体力がある人もいますが、レスキュー隊ではない消防隊員や救急隊などは、
そこまでの体力は必要ないかも知れません。
また消防士の中にも予防業務や事務仕事など災害現場の第一戦では活動しない人もいます。
ですので、限界まで無理して、体力を維持する必要はないです。
ただ、一般の人に比べれば体力はあると思います。

【また、その年になってもそこまで肉体は持つものでしょうか？】
これは人によると思います。
きちんとしてトレーニングを積み重ねていれば、肉体もある程度もつと思います。
いきなり40、50からトレーニングを開始するわけではありませんで。
中には怪我や故障で第一線を退いてしまう方もいます。

【ロープ登りはレスリング経験者とか以外の一般の、運動に自信のない人でもできるようになるんでしょうか？】
もちろん訓練次第でできるようになります。
ロープ登りにこだわっているようですが、別にロープが登れなくても消防の仕事はできますよ。
ロープ登りにはもちろん体力や筋力も必要ですが、登るコツもあるのです。

【常に殉職ととなりあわせですが恐怖はないですか？またご家族はそれについてどう思われてますか？】
怖くないといったら嘘になります。もちろん殉職は怖いです。
家族は、危険な仕事ということは理解してくれています。
ただ、消防の現場活動は、豊富な経験と積み重ねられた訓練によって行っています。
そして、現場活動で一番大切なことは、災害を防ぐことはもちろんですが、「安全管理」が一番重要視されています。
災害を防ぐために消防隊員が犠牲になってはいけないのです。
ですから、見た目よりはかなり危険に見えますが（もちろん危険なのですが・・・）安全第一に活動していますので、
大丈夫ですよ。

※災害の多い地域と少ない地域がありますので、個人個人の感じ方や、いろいろな消防のシステムは多少異なります。
例えば、都市部など一日に何件も火災があるような地域もあれば、一年間に数十件程度というような地域もあるのです。

長々として乱文でちゃんとした回答になっていないかも知れませんが、少しでも参考になれば幸いです

以上です。質問が多くてすみませんが。。