管理会計、始点でA材料、加工進捗度60%地点にて同量のB材料を追加投入する。但し、加工換算量は、A材料を基にして算定する…

Question

管理会計、始点でA材料、加工進捗度60%地点にて同量のB材料を追加投入する。但し、加工換算量は、A材料を基にして算定する。
以上のような問題で、加工換算量の算定方法が特に示されない問題があるのですが、その場合でも解答を見ると、A材料を基に加工換算量が算定されています。暗黙の了解としてそのような前提があるのでしょうか？

Answer 1

追加材料の投入の生産量が増加しないケースだと思いますが、始点投入の材料つまり、始点投入の材料であるA材料を基にして加工換算量を算定すると書いていませんか？
どんな事例を想定するか。予備校系のテキストには、追加材料の投入の生産量の増加しないケースでは、よく自動車生産の製造工程などが事例で掲載されていて、製造工程の始点で車両の基礎となる車体を投入し、そこに様々なハンドルやドアなどを投入していくようなイメージと記されていますが。原価計算基準のどこにということではありませんが、この問題の解き方の基本が、アウトプット単位でボックス図を作成するということと各材料ごとにボックス図を書きなおすということは徹底して答練やアクセスの問題を解きますので、工程の始点で投入された材料を基礎にボックス図を書きます。
たとえば、材料１が、工程の始点投入、材料２が加工進ちょく度60％で投入、材料３が、工程を通じて平均的に投入するといった事例では、材料１の工程の始点投入された材料を基礎としてボックス図を記載するとともに、材料３は、加工費と同じ投入形態ですので、加工費のボックス図で対応し、材料２について、また別途、ボックス図を作成します。
たとえば、期首仕掛品の進ちょく度が60％の時は、当期に原価が投入したことになりますし、あるいは期首仕掛品の進ちょく度が80％の時は、検出点をすでにつうかしてますので、期首仕掛品については、当期の材料Bの投入はなく、そのまま完成品にいたると考えてボックス図を作成します。