防衛大学校への進学を検討しているのですが、防衛大学校の語学教育に関して質問します。私は、もともと幹部自衛官という仕事に興…

Question

防衛大学校への進学を検討しているのですが、防衛大学校の語学教育に関して質問します。私は、もともと幹部自衛官という仕事に興味があり、防衛大学校への進学を考えていましたが、同じく語学系の大学にも興味がありました。そこで防衛大学校に充実した外国語コースが設置されていることを知り、さらに興味を持ちました。私は文系の高校生です。

防衛大学校のホームページには第二外国語としてドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語・朝鮮語・アラビア語・ポルトガル語が学べるとありますが、これらはどの学科の学生が最も深く学ぶことになるのでしょうか。
また、最終的にどの程度まで身につけられるものなのでしょうか。

防衛大学校には、各国の士官学校へ学生を派遣する制度があるとも聞きました。そこで、それらは学生個人の語学能力を考慮して派遣するものなのでしょうか。

最後に、任官後の任務において語学力を活かせる場はあるでしょうか。
また、語学力のある隊員が就く職種などはあるのでしょうか。

質問の項目が多くなり、すみません。どなたかこれらの事情にお詳しい方にご回答頂ければ幸いです。

Answer 1

元在校生なので、私の知ってる範囲でお答えします。
残念ながら、専門の外国語学科のような学科は防大には設置されてません。あくまで一般教養科目として授業が行われているだけです。ですのでどこの学科にいっても大して差はないです。
派遣学生についてですが、これは基本的には派遣先の言語を第二外国語として履修している学生の中から希望者を募って、面接結果や成績、生活態度などを考慮して選考します。なので、文理関係なく選考されます。私の知り合いの同期は理系学科でしたが３年時に韓国空軍士官学校に派遣されてました。しかし、入校後に第二外国語の履修希望をだしますが、希望人数によっては希望する言語を取れない可能性もあります。恐らくですが入試の成績を参考に決めてるのかと思います。
卒後について。噂話程度ですが、ロシア語や中国語を履修して優秀な成績を取ると情報科に行きやすい、みたいな噂は真しやかに囁かれてましたね。真偽不明ですが。また、自衛官の海外勤務といえば、防衛駐在官を連想されると思いますが、これに関する語学教育は別の学校で別途行われるので防大での語学成績はそこまで重要ではないと思います(ただし、公式なパーティー等にも参加するので妻帯者であることは最低条件みたいです)。
補足として、留学経験者などで英語が堪能な学生は国際士官候補生会議などの実行委員として、会議の司会進行役や派遣されてきた各国の士官候補生の接待などの活動をする人が多かったです。
以上を踏まえると、語学を専門的に学びたいのならやはり外語大などの方がより充実した環境で勉強できると思います。経験上、防大は｢進学｣というより、｢就職｣という意識で入らないと｢こんなはずではなかった｣と後悔すると思います。まずは大学で専門的な学問をやってから自衛官になりたい、という場合は一般大学から一般幹部候補生で入隊する方がいいです。

Answer 2

ただ語学学んで留学したいなら一般大の方がオススメします。深く学べれる学科は知らないですが、防大から留学行けるのはほんの僅かです。
少なくともTOEIC800点は要求されます
語学力ある隊員は駐在武官や防大の教官とかの職種で活躍できるではないかと思います。

Answer 3

①防衛大学校の外国語教育は「一般教養課程」の域を出ない程度だと言われています。大学評価機構から「学士に準ずる資格」を得ることが最大の目的だそうです。②海外への短期派遣を目指しているのであれば、1~3学年の前半期までに「可能な限り多くの単位取得」が出来るように頑張りましょう。選考においては単位取得数が最重要な要素となるそうです。③防衛大学校での「専攻」は将来の自衛官人生において影響があるものではないそうです。あくまでも「自衛官としての適性」により職種が決められると聞いています。蛇足ながら防衛大学校学生を含めて「自衛隊の世界」では「始末書を一度も書いたことがない」ような人物が評価を受けるようです。過去に何をどのように学んだかは重視されず、幹部自衛官になってからの「成績と結果」が重視されると聞いています。

Answer 4

500名近い1学年入校生の希望を考慮出来るほど
防大第二外国語の融通は利きません
防大は一般大学に比べ卒業単位が多く設定されているため
必修単位だけ取って第二外国語を余計に履修する
学生は多くありません
充実した外国語コースというのは幻想です

希望調査で人気があるドイツ語フランス語などは
両方の希望は出せず人気不人気の組み合わせしか出来ません

派遣学生に関しては2学年が終わるまでのTOEI成績
指導教官の評価が主で
単位数の余裕がある文系2学年になるときに決まる
国際関係学科で長期勤務学生が圧倒的に有利です
要は1学年のときの指導教官の心証次第です
留学経験がある学生でも士官候補生会議
幹部候補生学校へ行っての国際交流
ここで通じる英語が使える学生卒業生は
ごく一部 ほとんど使ものになる英語は
身につきません