昨日のニュース番組で内定取り消しの話があがっていてその中で内定取り消しは１，２月になったら今より増える可能性があると言っ…

Question

昨日のニュース番組で内定取り消しの話があがっていてその中で内定取り消しは１，２月になったら今より増える可能性があると言っていましたが、そうなる可能性はいまのところはありえそうな話なのでしょうか？

Answer 1

大前提は会社による、です。

財務的に、新入社員を雇って育成していく余裕がある企業はいいでしょうが、
急に業績が悪化し、来春からとても新入社員を雇う余裕がない企業は、取り消す可能性もあります。

一般論として、
実際に取り消しをした企業が出ているわけですから、
他の企業でも可能性は大いにあります。
1、2月に増えるかもというのは、その頃にならないと、
来春からの業績の見通しが立たないからでしょうね。

ただし、
学生はそういうマイナスな情報に非常に敏感で不安になるのと、
マスコミは今やマイナス情報ばかり流し続けているのが現実です。
例えば「不況の中、多数採用した会社」なんていうのは絶対に報道されません。
（実際あるんですけど）
不況だ、株が下がった、内定取り消し、来年は氷河期。
そういう情報しか流れていません。でもそれだけが企業の全体の姿でしょうか？

ちょっと脇に逸れましたが、私は過剰に心配することはない、と思っていいと思います。
内定取り消しは実際起こっていますが、全体から見れば明らかな少数です。
もちろん増える可能性は大いにありますが、それが全体の流れというわけではありません。

Answer 2

日本においても実体経済は更に深刻さを増すものと予測されます。単なる日経平均株価の予想でなく実需は現在より今後の方が厳しくなると判断します。

本来なら現状から予測して真の採用者数を見直すべきですが、不透明な状況下でもあり一部でも経済的期待感があれば、なかなか内定の取り消しはし難いです。このため、実態が悪化すれば取り消しをせざるを得ないということになります。

要するに、予測でなく実際を把握しての人事対応となりますので、現在より取り巻く環境は悪化すると予測されますので年明け以降に内定取り消しが増加するものと判断しているのです。

一例、あれほど携帯の買い替えが激しかったですが、この１０月から一気に買い控えし大幅売上減となっています。お財布を閉めているということですが、今後も続くことは間違いありませんね。この影響は企業にとって見れば数ヶ月先になってからパンチが効いてくるのです。製造会社はラインを停止し生産調整し始めますね。
＊自動車業界は夏以降販売が落ち込みましたが現在各社ともここに来て生産調整に入り派遣社員から切捨てが始まりましたね。

実体経済は皆さんが思っているより厳しいです。中小企業は既に受注は大幅減少しています。中小企業に支えられている日本経済は今後更に低下することは必至でしょう。政府も馬鹿なことしか（給付金などの）しませんね。あの２兆円はもっと違うことに使うべきでしょうね。

今後は、新聞やTV報道などを読んだり見たりしつつ国際的視野に立って冷静に見つめて欲しいと思います。
＊一例としてお調べください。鉄屑の価格はここ１年の動き、特に６ヶ月前と現在ではどれほどの差があると思いますか？その原因はなんだと思いますか？・・・・これは経済のほんの一片ですが実に判りやすく状況が理解できるはずです。実体経済が更に悪化するという一つの表示だと判断します。