解決済み
去年、働いているお店のPOSシステムが10数年ぶりに代わりました。 中堅のチェーン店で、2億円かかったと風のうわさで聞きましたが、 正直、使いづらいというか「何だこりゃ?」という感じで、 まだ、前の古いほうがダメな部分も多々ありましたが、 いろいろと考えられてシステムが作られていたんだなと思いました。 テレビの経済番組か何かで時々、すごく便利そうなPOSシステムを使っている様子が 紹介されていたりすると思いますが、便利なシステムを使っているチェーン店は、 どのようにして、そのような便利なシステムを得ることができたのでしょうか?
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10年前の物価も運用システムレベルが低くてやれる事も少ないから、安くて済んでいたし、特に事業や経営に必要な情報量も少なくても良かった時代。 結局規模にもよるが、そのレベルに若干の使い勝手をカスタマイズすれば、投資費用はそれ位はいく。 しかも、新しい世の中のシステムへの対応や、必要なデータの取り方や使い方やバックアップ方法など、旧システムに比べれば殆どやり方は変わるので使いにくいのは当たり前。 勿論、規模や店舗数や機能によって、経費が全く変わってくる。 例えば、 ソフトとハード機器で1店舗当たり100万円掛かったと仮定すれば、 7-11で約20,700店舗数 (20,700×100万円)=207億円 1店舗当たり100万円掛けても、店舗数が多ければ200億円にもなる。 だから500億円とか800億円とか、店舗数の多い企業を見る必要も無いが、1億円で高いかどうかは、 ソフト製作時間とハード機器の数量で費用は変わる。 しかしそれはパッケージでも無い限り、発注する会社のレベルの低さで、使い勝手が悪くもなり、システム製作時間を多く掛けてしまう事にもなる。 そうすれば依頼の仕方によっては、同じ機能になったとしても、0.5億円で出来たり1億円も掛けてしまう事にもなる。 だから、1億円が高いか安いかは、会社のオーダー次第にもなるのです。 これは、オーダーする企業のITリテラシーやシステム概念が低いと、発注先のIT企業に負担を掛けてしまう為に、高い買い物をしてしまう。 それと新しくシステム化すると、半年・1年は必ず旧システムの方が良かったと言う、変わる事が嫌いな人達が出て来ます。 極端な事を言えば、スマホよりガラケーの方がと言う様な人達。 つまり「自分達はガラケーで十分で困る事は無い派」。 例えば、パソコンのWindowsのバージョン変遷でも 当初MSDOSから始まり、その後に Windows1.0→2→3→NTと変わり、 Windows95になった辺りから本当に使い勝手も変わり、Windows98→2000と変わり、その後に結構使い勝手の良かった Windows XPとなり、これは私も結構好きだったが、 しかし、次の Windows Vistaの評判が悪くて、 その後に待ちに待った Windows7に。これも結構使い勝手が悪くて XPの方が良かったと悪評は有ったが、自然と浸透して行って Windows8に変わり、急にまた Windows10で評判を落としたが、それでも今の主流は10で落ち着いている。 余計な説明でしたが、パソコンのバージョンもこんなり変わりながら、変わるたびに使い勝手が悪いと言われてはきたが、格段に出来る事は増えて処理スピードも速くなっている。 これは困った価値観で、情報伝達量や伝達スピードやデータ処理スピードが格段に向上しているにも関わらず、それを知らずに使わない人達は、昔の方が良いと思ってしまう事。 しかし、そこで採取したデータは、物凄いスピードでデータ処理されて、経営指標などにも活用されているはず。 それこそ秒単位に売上データが作成され、在庫状況がリアルタイムで表示され、これからの売り筋を過去のデータから予測し、それによる在庫ショートを予測し、不足しそうな分を追加発注を行うとか。 今までの人手による作業も、新しいシステムを入れる事で、最低でもそれぐらいはやらないと意味は無い。 能書きが多くなりましたが、 会社のシステムでしょうから、前と同じとか前より悪くなる事は絶対にあり得ない。 そんなバカな会社では無いでしょうから。 しかしそれは、100%の関係する人達が改善されて楽になるのか? それは微妙であり様々です。 つまり、ブラスとマイナスでトータルが大きくプラスになれば良い訳で、時にはマイナスになる部署や担当者も無い事はないからです。 そもそも便利そうに使っているとは、 お勘定する時に、昔ながらのレジスターでは、いちいち価格を手入力しなければならず、しかも在庫管理には連動していないから、レジスターはスタンドアロンで、その結果をまたハンドキャリーして次の部署で手入力してデータ処理するとか、兎角人件費がかさむ割りにはスピードも遅い。 それがPOSになれば、個別から連携する部門や部署でデータを共有できて、次の処理に回す事は可能となる。 これぐらいは常識としてご存知でしょうから、言うに及ばずでしょうが、問題は新たや世の中の色んなシステムに繋げて更なるネットワークの範囲を広げて多岐に亘るデータ処理を可能とする事。 そうなると、それに関係する所は相当な変更は有るかも知れないが、その世の中の新しいシステム対応に関係無い所では、そう大きな変更も無いのに、ハード機器が変わる事により従来の端末の方が使い慣れて良かったとかの話になる訳です。 しかし新たに追加必要となる部署では、 まさに新たな決済システムへの対応の為に、例えば電子マネー決済とか、外国人の支払い決済システムとか、これからは仮想通貨ですら対応が必要となって来ます。 更には、携帯電話をかざせば支払い出来るともなれば、ソフトの変更だけでは無く、それを読み取るハード機器の変更も必要となり、全ての機器の入れ替えが必要となりますから、ソフトもハードも一式ともなれば、それはそれは大きな設備投資になると思います。 外国人の国のクレジットカードや銀行とシステムを繋ぐ訳ですから、そう簡単に出来る訳も有りません。 とりあえず、あなたの会社の業界や業種や職種も分からずに、こんな話をしてもちんぷんかんぷんかも知れませんが、 経営者はいつも、「投資対効果」を見極めて判断していますから、それでもメリットが有ると考えての導入でしょう。 でも前述した様に、会社にそのスキルが無ければ、高い買い物をする事は有ります。 私もかれこれ20年も前に、今も毎日の様にTVCMをしているグローバルブランドの会社を使って物流会社のシステムを作りましたが、当時に3000万円と出された見積りを約2000万円で作りました。(私はプログラマーでは無くSE的役目でプロモート) 物流会社にITリテラシーが無かったので、最初に出された見積り3000万円の妥当性を相談されて、これでは高過ぎると間に入ってあげた。(自分達の物流子会社から頼まれた) 最初は、あれも欲しいこれも欲しいと要望を出していたらしくて、単発的な発想の為に連携が取れておらず、相当無駄なシステム化で見積っていた。 それを相談されて見直したら、ガラッと変わってしまって早くて便利で効果的なシステムとなった。 そんなリテラシーがあなたの会社にも有れば、その1億円が妥当かどうかは分かるでしょうが、それを分からない人に聞いても意味は無い。 そうなればやはり、システム化の目的や目標値が先に有った筈だから、それとBeforeとAfterで比較すれば一目瞭然。 あなたの悩みも吹っ飛ぶと思います。
>2億円かかったと風のうわさで聞きました 内製してカネを掛けます *** 一例として、2006年のセブンイレブンのシステムですが、500億円かける、と書いてあります https://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/company/news/pdf/2006/0525_02.pdf こちらでもやはり520億円使うと書いてます セブン-イレブン/第7次POSレジ導入、高齢者や外国人に対応(2017.09.14)|流通ニュース https://www.ryutsuu.biz/it/j091420.html これはPOSよりも高度ですが、システムには800億円使ってます JAL システム刷新プロジェクトの全軌跡 | 日経 xTECH(クロステック) https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/mag/nc/18/040500040/?ST=nxt_thmdm_avitation *** 店舗数や企業規模にもよりますが、モノの出来はカネに比例します 使い易いシステムともなると、ケタが一つ二つ違ってきます 中堅チェーン店用ですと、使い易くするには10億くらいが必要だと思われます つまり、2億円というのは安すぎます
>どのようにして、そのような便利なシステムを得ることができたのでしょうか? 顧問エンジニアを雇い、必要な機能を逐次追加、不要な機能を逐次削除。
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