有給休暇について。 数ヵ月後旅行に行くため事前に一週間有給休暇を取りたいと上司に伝えたところ「葬儀や病気、出産、結…

Question

有給休暇について。

数ヵ月後旅行に行くため事前に一週間有給休暇を取りたいと上司に伝えたところ「葬儀や病気、出産、結婚式じゃないと長期は休めない」と言われました。
どこの会社もそうなのでしょうか？
ちなみに人数が少ないためか夏期休暇もとれていません。

補足

ちなみに自分は介護の仕事をしています。

Answer 1

有給休暇取得には以下のことが法律で保障されています（労基法39条関係）。

①有給休暇を使うことは従業員側の権利（自由）である。
②会社にある権利は「時季変更権」（忙しい時期の申請は違う時期に回して、という権利）のみ。
③有給休暇を取得する理由はなんでもよい。また会社はその理由次第で判断してはならない（ようするに”私用で”でOK）
④会社は上記②以外では取得を断ることはできない。

有給休暇は会社が「有給休暇を使わせない！」と言うだけでは特に法律違反ではありません。
使わせないもなにも、その日会社にさえ行かなければ「休み」は成立しますから。
まさか有給休暇当日に会社の人が自宅に来て会社に拉致されて、強制的に労働させる、なんてことはしないですからね。

よって法律違反とは労働者が有給休暇を行使した後に手当を支給しなかったり、休んだことを理由に不利益な行為を強要することです。
よってまずは労働者が強行してでも「休んでしまわないと」、法律違反は発生しません。

労働基準監督署に相談に行っても「とにかく有給申請を申しつけて休んでしまってください。違法に問えるかどうかはそれからの会社の対応次第です」と助言しています。

Answer 2

有休休暇は従業員の権利ですから、どのような理由で何日休もうが法的には問題ありません。
ただし、その一方で従業員には「就業の義務」がありますから、事業が正常に運営できなくなる恐れがあるのであれば、当然会社からしてみれば迷惑なんですね。
貴方が休んでいる期間は貴方のするべき仕事を誰かが代わりにしなくてはいけないわけです。
もちろん、その調整を取るのは会社の仕事ではあるんですが、「有休は権利だから休みます。休んでる間の事は知った事ではありません」では社会人として問題がある。
自分自身が休んでも支障が出ないように、休んでもなるべく他の人の手を煩わせないようにしておくのが基本。
自分の「義務」を果たしてから「権利」ってのは主張できるんですから。

で、日本ってのはほとんどが中小企業。
社員それぞれがそこそこの仕事を常に持っていて、なかなか人の業務まで手が回らない。
大企業であればそれなりに対応できるんでしょうが、中小はそうはいかないんですね。
また、事務職であれば事前にやれることをやり、遅らせてもいい仕事は遅らせるってことも可能でしょうが、飲食や介護などの仕事ではそういう調整を取るのは不可能でしょう？
確実に自分の仕事を他の人に代わってもらうことになるんです。
日本で働く人間のほとんどが「有給休暇」を権利として理解していながらも、それを行使できない理由がそういうことなんです。
「旅行行きてぇなぁ」と思っても、「自分の仕事で他者に迷惑かけてしまう」ってのがわかってるから申請もできない。
会社もそれが当たり前だと思ってる。
まぁそれが良い事だとは言いませんけどね。

法的にいけば、仕事の調整は上司や会社がするものですが、ご自分で「この仕事はこうしておきました。この仕事は誰々に依頼して快く引き受けてもらいました」と自分が不在の間も業務がスムーズに回るように調整してから、有休の申請をするのがいいですよ。

Answer 3

会社には時季変更しか行使できませんが、
1週間、有給で休むレベルは、
大企業じゃなきゃ、ほとんど嫌がる。
大企業でさえ、ブラックレベル高いとこは無理。
要は、世の中知らない人間としてレッテルはられる。
日本は、そーゆう国。

Answer 4

介護職ですか、毎日お疲れ様です。

業種もそうですが、そういう会社だと諦めるしかないですよね。
それでも、旅行に行かなきゃいけないと思いますし、認められないからと言って旅行はキャンセルしたくないですよね。
欠勤扱いで休みを取るしかないでしょ

休む事により周りの人に負担をかける事は事実ですから、理解や感謝をしなくては…
ただし、上司に伺いをした日時などは控えて置いて、無断欠勤したカタチではなく、ルールを守って届け出を提出することですね。
それでも貴方が職場での体裁や立場が悪くなるなら、それも仕方ない事だと腹をくくる事ですね。