音楽大学専属のリペアマン または 音楽大学の楽器などを管理する仕事があると聞いたのですが これは本当ですか？もしあったら…

Question

音楽大学専属のリペアマン または 音楽大学の楽器などを管理する仕事があると聞いたのですが これは本当ですか？もしあったら どこの音楽大学か教えてください。

Answer 1

音楽大学"専属"での楽器のリペアの方というのは、私が知る限りはいません。弦管打楽器にピアノと、様々な専攻と楽器があるので、大学でそれぞれの楽器のリペアマンを擁するより、学生の楽器はもちろん、学校の楽器も必要に応じて専門の楽器店に調整に出したり出張してもらう方が良いのです(ただし、ピアノはキャンパスのほとんどの部屋にあって数が多く、使用頻度含めて対応が必要なことも多いので、多くの音大に調律師さんはいらっしゃいます)。

音大の楽器を管理しているのは大学職員で、楽器を管理する部署があります。契約職員としてその部署専属で契約が切れるまで(だいたい3〜5年)働くか、大学の正規の職員として就職して、楽器を管理する部署に配属される(もちろん、その後に教務や総務への異動や、その逆もありえます)、という形です。もちろん、こうした部署は楽器管理のみならず、施設管理なども担当しています。これも、ほとんどの音大が似たような形だと思います。

楽器を管理する延長線上で、簡単な修理なら出来る人もいらっしゃいます(そうした方を、専属のリペアマンと勘違いされたのかもしれません)。ただし、大学職員も卒業生か、そうでなければ音楽業界(マネジメント会社など)からの転身が多い印象です。