北海道の警察学校の実情について教えてください。

Question

北海道の警察学校の実情について教えてください。警察官を志望するものに当てられる厳しい意見のひとつに警察学校を乗り切るには相当の根性がいるなんて決まり文句がありますよね。

交番などを見てみるとこりゃ学歴が低そうだなぁとつい思ってしまう若者もたくさん見受けられるので、確かに警察学校そのものの民度が下がってしまいそうだとも思うのですが、それでもやはり公務員であり、治安を守るのが本業ですよね？
その警察官を志すものが集まっていじめなどが起こるとは思わないのですが、実際そういったいじめ、暴力などは教官のみ得ないところではあるのでしょうか？

また正義感の強い方が報告するなんてことはないのでしょうか？

Answer 1

長文になりますが質問者様が警察官を志してると見越して回答させていただきます。
まず最初に、警察官のイジメにも耐えられない警察官が現場に出て暴力団やら何やら相手に出来ると思いますか？

元同業者ですが警察官を志す人間も様々です。

正義感から目指す人、身内に警察官が居て憧れた人、テレビの密着番組やドラマをを見て憧れた人、ただ単に公務員だから受かったら入れた位の人等々まだまだ腐るほどの理由があります。

上記のように警察学校はメチャクチャ厳しいです。
ちょっと体力や学力に自信がある程度の人間はすぐにへし折られてしまいます。

その中で只でさえ厳しい警察学校ですが何より連帯責任なのがキツいです。
１人のミスで同じ寮の部屋の人間が、１人のミスで同じ学級の人間が、１人のミスで同じ期の人間が、１人のミスで学校生全員が巻き添えでペナルティを受けるのが日常茶飯事です。

その中で同じ人間ばかりがミスをしていたら最初の内はフォローもありますが、人間ですので『あいつを辞めさせたら楽になるんじゃないか？』と考える人間が出てくるのは極めて自然ですし、現実ほとんどの同期や先輩が退職に追いやってきます。

普通の学校は言い方が悪いですが生徒はお客様です、しかし警察学校は国民の税金から給料をいただきながら勉強や訓練をする場所です。
理由のないイジメなら問題提起や助けがあるかも知れませんが不出来を戒められたイジメには助け船はありません。
警察学校内なら失敗して困るのは周りの人間だけですが現場に出てミスする人間は一般市民に迷惑をかけますからね。

はっきりと言わせていただくと正義感や責任感を持つのは現場に出るわずか手前なのがほとんどです。
自分の事で精一杯な上に他人のミスで自分の時間が失われ、最悪外出泊まで禁止されてしまう事もあるので上記のような理由で苛められる人間は生徒にも教官にもフルイの対象にされます。