通訳も翻訳も、 どちらも本人の能力と才覚と人脈次第。 収入が約束されている仕事ではありません。 むしろ、それだけで食べていける「専業」の人は、 とても少ないと思います。 通訳にしろ翻訳にしろ、極めて知的な仕事です。 プロとしてお金を頂くからには、いい加減な訳はできません。 日本語と、もう一つの言語に、精通している必要があります。 高校レベルなら、 国語と英語の授業は完璧に理解し、 学年トップクラスの成績をキープする学力が欲しいです。 進学先は大学。 ただの大学ではなく、難関大学の学歴が必要です。 なぜかというと、 「この人は頭がいいんだ」と思ってもらえる学歴がないと、 仕事がもらえないからです。 専門学校レベルでは、お話になりません。 英語の通訳や翻訳で言えば、 イマドキ、英語ができる人はたくさんいます。 日常的な社交なら、 高校までに習った英語で、何とかなるものです。 通訳や翻訳を雇うのはどういう時かと言えば、 「間違いがあっては絶対に困るとき」です。 「人の人生を左右する場面」とか、 「大金が動く取引の場面」とか。 そういう重要な場面で雇うのは、頭の良さに信頼が置ける人。 普段は使わないような難しい日本語を、 適切な英単語に置き換えてくれると信じることのできる相手。 …でも、必要な時にしか雇わないので、 能力がある通訳者や翻訳者でも、 常に仕事があるわけではありません。 安定した収入を得るのは難しいのです。
< 質問に関する求人 >
翻訳家(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る