ヨーロッパでは働いては長めの休暇を取り、また働いては休暇を取るという働き方だと聞きましたが、日本人はなぜこういう働き方を…

Question

ヨーロッパでは働いては長めの休暇を取り、また働いては休暇を取るという働き方だと聞きましたが、日本人はなぜこういう働き方をしないのでしょうか？

Answer 1

質問が漠然としすぎているので、質問者がどんな事実をどれだけわかって質問しているのか疑問があるが、たとえばヨーロッパといわれても、実際にはいろいろな国があるわけで、ひとくくりでいうのは無理がある。おそらく質問していることは、フランスのバカンスのことだろうが、端的にいえば文化や国民性、法律がちがう。

フランスには長期休暇をとれる法律がそもそもある。たしか連続で５週間もとれる。
もちろん日本にはそんな長期の休暇をとれる法律ないし、ここからが国民性なのだろうが、有給休暇さえもほどんどつかわない。たしか消化率は５０％もない。
たとえば年間３０日休めるのに１５日は休んでいないというぐあい。

ただし、日本人の休暇の過ごし方とバカンスの過ごし方はそもそもまったくちがうらしいが、長くなるので割愛。

会社員になればわかるが、日本では定時に帰りにくい空気がある。もちろん、かえってもいいか、他のひとはみんないるのに、ひとりだけ帰る勇気のあるひとは、ほどんどいない。つまり、法律や個人の意思より村社会の空気が一番重要なのが日本の会社員だからだろう。これは、会社の中だけでなく、日本人が一番気にするのは周りの目。