職業名に関する質問です。

Question

職業名に関する質問です。私はいわゆる機械屋、またはメカ屋と呼ばれる、もので、大学で機械工学を学んでメーカーに就職、歯車やフレームの強度計算とかをするような仕事をしています。

1500年代にミシンが開発されている歴史があることから、当時はミシン屋さんがあったのだとおもいますが、彼らにも部品を供給したり、部品の製作、加工、組立、設計、開発などなど、現代でも通用するような機械屋としての仕事はあったのだと思います。

ただ、私自身の直感的な部分として、そういった人々を機械屋とは呼ばないと思うのです。

一番近いのが鍛冶屋なのかなーと思いますが、鍛造などを中心としているのは刃物などの『道具』であり、メカメカしい複雑な構造をしている『機械』ではありません。

錬金術師か？なんか化学実験的なことはしてそうですが、メカを感じづらいです。

何かの職人として名前が付いているんだろうなぁと思うのですが、想像できません。強いて言えば発明家くらいです。

この辺にドスンとストライクな解答を求めています。分かりそうな方、コメントください。

Answer 1

自動車関係では、エンジン屋・トランスミッション屋・ブレーキ屋
車体屋・内装屋などと呼びます。

扱って物がギヤならギヤ屋～扱ってる物がフレームならフレームや
屋。そんな感じで良いと思います。

私はトランスミッション屋だったので、質問者さんと似たような仕
事をしてました。自動変速機の設計でした。

一時期、トランスミッション屋をエンジンの近くだから、エンジン
ニア―と呼んでました。
面白い話では、EVを作るときにはモーターなので、今日はモーター
ニアーの仕事だなぁ～とか、周辺に言ってた記憶があります。
（会社の後輩は、かなり面白がってました。）

機械工学の内容のくくりは広いので、扱う物；ギヤorフレームで呼
べば良いんじゃない？部品・箇所の名前で呼ぶ習慣がありますので、
そんなふ～に思います。

ギヤ+フレームなら、ギヤフレーム屋みたいな感じです。

Answer 2

調べてみたところ、1589年に開発されたのは機械により靴下を編める「編み機」のようですね。
これが後世ミシンの原理となったため、ミシンの元祖と考えられているようです。
そして開発したのは牧師のウイリアム・リー。
惚れた女性が靴下を編む仕事をしていたので彼女の手助けをしようと考えて開発したとも、彼女が編み物ばかりして自分に振り向いてくれないから編み機を作ったとも言われています。
リーは大学出のインテリですが機械関連の専門家というわけではありません。
おそらくはそうした機械の原理を考えられる頭脳があり、聖職者であるため生活のために仕事をするなど時間に追われることがあまりないことから開発が可能だったのでしょう。
参考
https://shop.plaza.rakuten.co.jp/glanage-leg/diary/detail/201407030000

その後のミシンの開発者と職業をざっくりと
1755年 ワイゼンソール（イギリス在住ドイツ人） 技術者
1790年 トーマス・セント（イギリス人） 家具職人
1810年 クレムス（ドイツ人） 靴職人
1830年 バーシレミー・シモニア（フランス人） テーラー
1830年 ウォルター・ハント（アメリカ人） 機械工（発明家）

Answer 3

発明当時は量産もされなかったので個人的な道具止りでした。実用化と言うには程遠い存在だったのです。

機械を供給する人もいないし受領する人もいません。彼らは靴職人や鞄職人などで、それを自助するために発明しました。

そもそも16世紀に世界初のミシンを発明した人は英国の聖職者で、職人ですらありません。恋人を救うために発明したものの、国王に阻害されて量産化はその後英国によって禁止すらされています。その理由は「自動機械は人の営みと産業を壊すから」です。

今風に言えば完全自動運転や産業のAI化ですね。人の職を奪うものでした。

なおその英国は後に国が推奨して自動織機を使って世界制覇してるので皮肉ですね。

19世紀になってようやく自動化が芽生えてくると、技師や機械エンジニアが登場しました。それまでは「手工業者」や「職工」で統一されており、つまるところ職人が趣味や個人的な便利道具として作っていたに過ぎません。