農家の子は農業継ぎなさいと言われないのに、医師の子は医者になりなさいと言われるのは何故ですか？

Question

農家の子は農業継ぎなさいと言われないのに、医師の子は医者になりなさいと言われるのは何故ですか？

Answer 1

純粋に農業だけで儲かっている専業農家は、資格を取る必要もないこともあって自然に跡を継いでいるようです。

・大潟村の奇跡
http://bizgate.nikkei.co.jp/article/92103815_2.html

これに対して大半の農家は実は兼業農家であって、何らかの生業をもったうえでその合間に農業をするということをしています。そもそもそうした農家にあっては、農業は生業ですらないんです。adgrocerさんの言われる農地管理の話も、兼業農家が大半であることからくるものです。なので大半の農家の子は別に農業を主にするものでもないと考え財産を引き継ぐ程度の扱いですから、あえて親に跡を継ぐだの継がないだのを言われることはないということです。継ぐだけの魅力のある専業農家であれば上述言われなくても帰ってくるのが実情ですからね。

一方の「医者」ですが、そももそも医者になるには現実的な年齢制限があります。年取ってから思い立ったが吉日で医者になるなんてのは普通成り立ちません。その資格取得の難しさから考え、子供のころから目指すという方法をとらざるを得ないんです。そのため中高一貫校それ以前の小学校レベルから医学部進学を目指した布陣を敷くことになります。当然子どもは社会の仕組みもわからないころから目指すということになり、（子供を医者にしたい親/開業医や法人経営の親からは）後を継ぐようにと求められることになります。

Answer 2

農業は継ぎなさいと言わなくても
相続すれば国に農地管理義務を課せられるからね。
だからわざわざ言う必要ない。
というか言って相続されないほうが困る。

Answer 3

働き出してからの収入に不安があるか否かの違いでしょうね。

Answer 4

医者は元手が半端無く掛かりますから親一代ではなかなか回収が利かないと聞き及びます、
特に開業医だと現代では三代好評が続いてやっと儲かるらしいですから。
おそらくはそんな一端が有るからだと思えます。