月給制と時間外手当

Question

月給制と時間外手当知人の話を先日聞いたのですが会社の給与体制のことです。
その会社の給与体制は完全月給制なので残業をいくらしても時間外手当等残業代は着かず金額は変わらないとのことです。
毎日仕事が忙しく殆ど残業をすることの方が多く定時で帰ることができることは稀だそうです。
月給制ってそういうことなのですか？？
月給制って定時時間内勤務の給与金額を保障した金額ではないのですか？

それと月給制の場合休んでも給料は変わらないんですよね？？
っていうことは月給制の人や会社には有給休暇っていうのは存在しないものですか？

Answer 1

時間外手当がつくかつかないか？
企業によって違います。時間外1分経過からつくところもあれば、月額の給与の中に何時間分の時間外手当を含むというところもあります。もちろん、決められた時間以降の残業に関しては時間外手当の支給が必要です。
また、労働時間の体系により異なることもあるので、知人の会社はこうですとお答えすることはできません。

月給制というのは給料を1か月に1回支払うという賃金支払いのルールのことです。
上記にも書きましたが月給に何時間分の時間外手当を含むというところもあります。
また、人によっては家族手当がつく人などもいるでしょう。
定時時間内勤務の保障額という意味ではありません。

月給制の場合、休んで給料が変わる変わらないかも会社により違います。
休んでも減らないところもあれば、休めば減る所もあります。
これは企業で決めることができます。もちろん、過度な減給は違法です。

正社員を雇用していて有給休暇が存在しない会社はありません。
有給休暇の付与は法律で決められていますので。
もちろん、取得しやすい環境かどうかという問題はありますが。

休んでも給料が減らないところにも有給休暇はあります。

休んでも給料減らないなら有給でも欠勤でも変わらないじゃないかと思わるかもしれません。

例えば賞与や昇給、昇格の査定の際に有給休暇をとっているから不利にすることはできません。
極端な例ですが、有給を使い果たした人が欠勤した場合、いつも出勤している人に比べて何のペナルティもないということであれば他の社員のモチベーションは下がります。
ですので、賞与などの査定時に欠勤が多ければ査定を低くするなどの措置が取られるのが普通かなと思います。