世間一般というのがどこのだれをさすのか それが分からないと厳密には何とも言えませんが ごくごく平均的な能力の人が さほど難易度の高いとは言えない資格でありながら 世に存在する男女の差関係なしに 確実に一人で生活を維持できるレベル以上の給与があるといいう『理由』であれば それは 1)通常の事務労働などと比べて労務が重いこと 2)その労働内容ゆえに需要があること 3)職種で構成する組合組織=看護協会 が機能していること が挙げられるでしょうね >呼んで字のごとくただ「看て護る」が仕事 看護行為についての専門性を考えるにあたり よく比較されるのが介護行為の専門性との比較です。 看護の対象者は「傷病者・褥婦」とされます。 健康状態に不安があり、一定レベル以上の知識と経験がなければ成立しないところが、基本 素人無資格職でも許され、在宅にあっては家族が、そして場合によっては老老介護すらも成り立つ介護との専門性の差として評価されています。「単に看て護る」という行為についての社会評価は案外に高いのです。その社会評価を高くしてきたのが日本にあっては3)によるところが大きい事実があります。保険診療における看護の評価を高めてきたのも3)によるところが大きく、看護師への名称変更や大学化の推進などを見ても3)の存在が大きいところです。そして高齢化が進む中(医療の大半は高齢者が対象です)需要が右肩上がりであることも下支えの理由になっています。 ____________ 現在、おおざっぱに言えば10人に1人の女性が看護師になっているという状況があります。もとより医療は生産性のある産業ではないため、これに費用を費やす行為は国力を衰退させるものになりかねないものであり、この養成数は異常ともいえます。その報酬を維持することは、ダイレクトに国家財政への負担ともなっていますから、今後も現在の報酬レベルが維持されるかは不透明です。むしろ一定レベル以上の能力スキルのない看護職はより介護職に近い扱いになる可能性もあります。一般の看護師を ・専門認定看護師 ・特定行為が可能な看護師 と選別を始めていることからもそれらは容易に推測できます
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