高年齢雇用継続給付について①会社都合の５８歳退職で失業保険を受け取った人は６０歳から６５歳まで全く給付金を受け取れないの…

Question

高年齢雇用継続給付について①会社都合の５８歳退職で失業保険を受け取った人は６０歳から６５歳まで全く給付金を受け取れないのでしょうか？年配の知人からの質問です。

「高年齢雇用継続給付について①会社都合の５８歳退職で失業保険を受け取った人は６０歳から６５歳まで全く給付金を受け取れないのでしょうか？」について。

Answer 1

５８歳で退職後、６０歳前に再就職した場合において、
再就職した日から５年間勤務した場合、諸条件があえば、６５歳に達した日の月末まで在職していれば、継続給付金が支給されます。。

高年齢雇用継続給付金を受け取るには、雇用保険被保険者期間が５年あることが最低条件ですので、６０歳に達した後に再就職した場合は、受給権が発生しないことになります。。

また、雇用保険被保険者期間が５年以上となった日（６０歳を超えているはず）までの賃金が、その日以降において75％以下になっていなければ支給はされません。

例えば５９歳で再雇用されると、高年齢雇用継続給付金の受給資格は６４歳になったとき。
６４歳で退職したとして「みなし賃金額」が計算され、このみなし賃金額と
受給資格が発生した後に支給される賃金額をくらべ、もらっている賃金が75％未満になっていないと、受給資格があっても給付金はもらえない。。。ということになります。

例えば、、、
５９歳で採用された時は30万。。。
６０歳になったときに、2０万に変更（賃金が75％未満になっても受給資格がない。）
６４歳になったときに受給資格が発生するが、賃金は２０万円のままの場合は、受給資格発生前の賃金と比較して、75％未満の賃金ではないため、受給資格があっても給付はされないということです。