解決済み
言葉短めですみません。 飲食店でアルバイトの方々(年下、年上)の挨拶の仕方を指導してしまいます。店舗清掃の方、ゴミ回収の方、運送の方、メンテナンスの方と色々な業種の方と会う機会が多いです。 ですが、クルーは「ごくろうさまー」とか、「ごくろうさまでーす」とか、どうしてもご苦労さまという言葉を使うのです。 おはようございます、お疲れ様です、ありがとうございます、会釈などなど、そういった挨拶に自然として欲しいのですが、何も指導をしないと100%でご苦労様ですと言うのです。 やっぱり気にしすぎだろうか。
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「ご苦労様は格下の者にしか使えない。その場合はお疲れ様の方がいい」 そういう捉え方をしている人も多くいますが、結論から言うなら間違いです。 これは格の上下によって使い分ける言葉ではありません。それぞれはあくまで別の言葉。その言葉を使う目的、どちらの言葉を使った方がいいのかという意味があります。 必ずしも置換可能なものではないので格の上下だけで使い分けることが出来ません。 ご苦労様というのは「自分の為に働いてくれた人に伝える感謝の言葉」です。ポイントは「自分の為になった。自分の為に動いてくれた」ということ。その中に「ありがとう」というニュアンスが込められるかどうか? というのが判断の目安になるかもしれません。 自宅の庭木を剪定してくれた造園業者さん、自分に荷物を届けてくれた宅配便事業者さん、自分の子供の面倒を見てくれたベビーシッターさん。 自分の為に働いてくれた彼らに対しては「ご苦労さま」となります。 これは相手を自分より格下と捉えているという話ではありません。 「店舗清掃の方、ゴミ回収の方、運送の方、メンテナンスの方」はいずれも自社のためにご足労頂き、自分たちの為になる仕事をしてくださっています。それなら「ご苦労様」はむしろ最良の選択です。 取引先の60代の社長が来社しました。 この社長を出迎える20代の担当者のご挨拶は「わざわざご苦労さまです」で全く不自然ではありません。 「自分の会社の為に動いてくれている」わけであり、相手を格下に設定しているわけではありません。 このような原則に従って考えた場合「ご苦労様」は自社の上司を相手にすると使えなくなります。 上司の働きが部下の為になることなどありません。ですから目上の方には「お疲れさま」。 部下の仕事は「会社の為」ひいては「直属の上司の為」になります。上司が部下を労う場合にはお疲れさま、ご苦労さま、いずれも使えるという考え方になります。 こうしたケースがあるので「格上の方にはご苦労様は使えない」と短絡する人も多いですが、そうした認識自体間違いです。 もちろん場合によっては「ありがとう」や「お疲れ様」が相応しいこともあります。そんな中で「ご苦労様が相応しいシーンも含めて」都度適切に対応していくことになります。 言葉が持っている意味を蔑ろにして言い換えを図ったところで気持ちなど届きません。「何が何でもご苦労様を使ってはならない」と捉えてしまうならただの言葉狩りに陥ります。 質問者さまは「気にし過ぎ」なのではなく「もっと丁寧に気にした上で」状況に応じた指導を心掛けて頂きたいと思います。
『お疲れ様』が目上の人に対することばで『ご苦労様』が目下の人に対する言葉だったのですが、今は、その識別が曖昧になって来ていますね。 言葉は時代とともに変化していくので、仕方がないと思います。 私も『世論』を「よろん」と呼ぶことに違和感を感じていますが、NHKも「よろん」と呼んでいますので、諦めました。 『兎も角』が明治の文豪、夏目漱石が『ともかく』に当て字として使ったって話なので、言葉は時代とともに変化していくことをしみじみと感じ、世の流れに合わせるように考えを変えました。
「ご苦労様」は、上司から部下へ、目上から 目下へのねぎらいの言葉になりますので だれかれ構わず、「ご苦労様です」は間違いでしょう 「お疲れ様です」「お疲れ様でした」や 「ありがとうございます」「ありがとうございました」と 文脈によって使い分ける努力が必要だ、と思います
はい、気にしすぎです。 確かに国語的には間違いなのかもしれませんが、だからって結局そんなことで誰も怒りませんよね。 気持ちのない「お疲れさまです」を言うくらいなら、気持ちのこもった「ご苦労様です」で充分。
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