労働契約書（給料がわかるもの）や就業規則を、内定の段階で要求するのは、まずいですか？

Question

労働契約書（給料がわかるもの）や就業規則を、内定の段階で要求するのは、まずいですか？現在転職活動中です。
先日面接で受かったところがあります。

すぐに、誓約書を中心とするサインが必要なもの一式が届きました。

今日、改めてみかえしたんですが、給料について書かれたもの、就業規則のコピーなど
がないようです。

私は、就業規則で痛い経験があります。
給料にいたっては、よけいやきもきしてます。

私から金額のある書面や就業規則を要求するのはまずいですか？

Answer 1

まず、労働契約書は必要でしょう。
法律上は、口約束だけでも契約は成立しますが、
最近は、特に中途入社であれば、書面を交わすのが一般的かと。
誓約書うんぬんより、労働契約が先だと思います。
給料を知ることは当たり前のことです。

就業規則は、全文を確認してもいいと思いますが、
自分自身で気になる点があるのだと思いますので、
その点だけ、コピーをお願いするとかではどうでしょうか。

Answer 2

内定は、あなたからの労働契約の申し込みに対して会社が承諾したということであり、始期つき解雇権留保つき労働契約が成立したということですから、労基法15条、労基則5条で規定がある労働条件明示書を書面で交付しないといけません。
現在はまだ入社していませんから就業規則を見せる義務はありませんが、たとえ就業規則を交付したとしても、本人の給料の額面が特定されませんから労働条件を明示したことにはなりません。
誓約書に就業規則遵守の項目があるなら、就業規則を見るまで誓約書の提出を保留するのはいいでしょう。入社して就業規則をすみやかに確認し、誓約書をすみやかに提出すればいいことです。誓約書の提出を拒否すれば、解雇が正当化されるかもしれません。試用期間かつ誓約書提出拒否に対する懲戒規定がないといけませんが。