解決済み
今年で19になる引きこもり寸前の息子を更生させたいです。彼は今年高校を卒業しましたが、進路未定です。 それだけならいくらでも選択肢はありますが、息子は成績が大変悪く、運動も苦手です。 良い大学に行く頭も学費もありません。 友達もおらず、部活もバイトもせず家にいつも引きこもってゲームやスマホばかりでした。 内向的で無気力なので、積極性もありません。 彼は今の状況に気がついています。 まだ漠然としていますが、危機感だけははっきり持っていると言っています。 彼が今の状況を脱すると言うなら、母親として全力で支援するつもりです。 しかし彼はなにをしたいのか、なになら満足できるのかわからないようです。 このままでは彼は本物の引きこもりニートになってしまいます。 彼が歳をとってろくな仕事に就けなくなる前に私に助言をください。
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いまひきこもりは70万人以上とも言われています。 それだけの人とその周囲の家族がなんとか脱出したい(させたい)と思いながらもそれだけ増えてしまっているのですから,なかなか難しいですよね。 そう簡単に「こうすればいい」という方法がないのは当然なのかもしれません。 そもそも家族の関係、親子の関係は家庭によってそれぞれです。甘やかされてそうなった家庭もあれば、厳しすぎて子供が壊れてしまったようなケースもあります。その両方では当然対応も変わって来るでしょう。 子供の受け止め方だった性格が違うのですからそれぞれです。同じ言葉を言っても響く子供と響かない子供がいるものです。 何人もの方が前向きな提案をくれているので,それぞれに充て馬手考えてみられるといいと思います。 お子さんはこれまでの人生の中で,ご自分が「これができて認められた」という達成感や到達感みたいなものをあまり実感でき機会が少なかったのかもしれませんね(あるいはあったかもしれないけど忘れてしまうほど向こうへ追いやってしまっているのかもしれません。) 世界中で見れば,読み書きができて,計算ができて,雨露がしのげて,空腹に悩まされていないだけでも「勝ち組」だという国がいくつもあります。 世の中で「いい学校に行って」「いい就職をして」・・・という日本人の凝り固まった常識に押しつぶされそうになって動けなくなってしまっているという人がたくさんいるように思います。 自動車修理工でも旋盤工でも一流のひとや大黒柱の人はたくさんいます。ゴミ収集車だって食肉解体業者だって職業の選択肢に入らないような職業がたくさんあって、しかもそのどれもがヒトの生活にはなくてはならないものなのです。でもそんなことを言って聞かせても残念なことに、「いい学校に行って」「いい就職をして」・・・という先入観に凝り固まっている人たちはそういう選択肢は負け組と思ってしまっているので,受け入れないと「あぁっやっぱりおれば負け組のだめな人間なんだぁ」ってなっちゃうので、そういうことを言っても聞く耳がないのです。 長い一生では一年ぐらい留年や浪人してもたいしたマイナスではありません。一度リュックサック一つで1年ほど世界を放浪してみると見聞や認識がひろがります。 それぐらいしないと,凝り固まった自分の先入観は捨て去れないのだと思います。 たとえば本当20年間凝り固まった肩の筋肉はもう1年間整体や按摩に通っていますが,まだ治りません。それと同じで頭の中で自分で作り上げた「常識」や「先入観」というものもなかなか簡単には崩れないものなのです。 「両親が突然事故で死ぬ」とか「海外に放り出される」とか青天の霹靂みたいなことがないとなかなか頭がゼロクリアされないんですね。たとえば自分が事故で両手を失えば,なんでそれまでにあんなことやこんなことしておかなかったんだろうって悔やむでしょうけどね。・・・すいません例えばよくないものばかりでしたね。 ただなかなか常識や先入観を突き崩すのは難しいということを言っているんです。 愛情や健康や本当の本当に大切なものというのはある時は当たり前のようになっていて,うしなってみないとそれが基調で価値ある者だったということに気が付かないものなんですよね。言語能力,計算能力・・それらだって本当はすごいことです。たとえば青年海外協力隊と言うようなものもあります。ちゃんと技術も教えられて派遣されます。 またグループホームなどて生活してみるという手もあります。 ボランティアで学童保育のヘルパーみたいなことをして自分の適性を見つけるという手もあるかもしれません。田舎に行けば若い人が車で送り迎えしてくれるというだけでもありがたいものですよ。 そういう仕事とサービスの谷間みたいな行為だったたくさんあるはずです。 本当は学校に行く目的って「いい大学」「いい就職」のためではなく「自分が何をして生きていきたいのかを見つけるため」なんだけど、全是そういう教育がなされていないので,「いい大学」「いい就職」から外れるとなんだか「規格外」「不良品」として生産ラインからはじかれた欠陥品みたいな気持になってしまうのです。 それを突き崩してリセットして改めてなんでもいいからやりたいことをみつけるということがとても難しくなってしまっているのです。 なんだかおんなじことを繰り返して言い方を変えて言っているだけになってきたのでこれぐらいにしますが,もしもお子さんとの間でまだ聞いてくれるだけの関係性をまだ維持できているのであれば,なんどかそういう話をしてみるといいかもしれませんね。説教くさく言い聞かせるというよりも、人生について一緒に考えてみるという感じで。 話す時にテーブルなどで向かい合って話すと対立的な会話になります。 例えば一緒に並んで川の流れや待ちゆく通行人などを見ながら同じ方向を向いて話すと会話の内容って意外と対立的にならないものですよ。 お父さんもそうです。いままでは説教的な言い方でもいいけど、社会人の先輩として自分の失敗談や後悔、子供にはとても言えなかったような挫折などをぼそぼそっとぼやくと意外と子供の方が親を慰めてくれたり励ましてくれたりするものです。 もう対等な人間なのですから・・・。 子供に親と同じように一人前になるということを求めているのに,はなしかただけが「だめでしょっ、そんなことしちゃ」って子供向けの話し方ではちぐはぐなわけです。「だよな。お互いにさ。」っていう感じになるときだってあっていいと思います。 もちろんこの辺は親子関係もそれぞれなので,相手とまだ会話化できるという前提の場合です。ご質問を見ると話してくれる時もあると書いてあるので,まだこういう手法で会話するっていう手もあるかなと思って書いています。 個々の問題には「正解」というものはありません。相手次第で色々なやり方があります。もっと根深い関係になると強引にグループホームに強制連行する・・みたいなやり方をとらざるを得ない場合だってあります。 そこまでにならない前に繰固まってしまった息子さんの頭の中の先入観を打ち砕いて自由にしてあげたいなぁと思いながら拝見して書かせていただきました。
1人が参考になると回答しました
子供を本気で変えたいなら親が本気で子供にぶつかっていく必要があると思います。言葉ではなく気持ちで相手と向き合うことが大切かなと。
仮に、頭がいい子で大学に行きたいと言っても、学費もだせないんですよね? ろくな仕事につけないといいますが、学費も出せないなら仕方ないでしょ? 大学じゃなく専門学校もお金はかかりますしね。 彼が何かやりたいと言ったときに、まず学費などが払えるように、親はお金を貯めることでは? 彼がどうするかは、自分で決めるしかないと思います。
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