解決済み
高校で国語の教員をしています。 私はもう割と長いこと教員をしているのですが、国語の教員はオールマイティだと思われているのか、文書の時候の挨拶は何がいいだろうか、この文章の添削をしてくれ、言葉の意味は合っているのか、等々、私の実力では応えられないような要望・質問が寄せられます。 また、生徒の入試用の作文・小論文の指導や添削も頼まれます。しかし、いったい私たちはいつ作文・小論文のスキルを身につけたでしょうか?いつ作文・小論文の書き方を教わったでしょうか。 若いときに私学で非常勤講師をしていました。周りには、非常勤講師をなさっている進学校を定年退職した先生がいました。その先生方が、どんなことにも的確に応えているのを見て、私は数年後あんな風になれるだろうか・・・と考え込んだものです。 しかも、その悩みは今でも続いています。 さらに国語の教科書には、ありとあらゆる分野の文章が掲載されています。自然科学、言語、経済、工業技術や外国の文化。それをかみ砕いて生徒に伝えなくてはいけません。 もちろん私たちはその文章の内容を身につけさせることが仕事ではありません。しかし、自分が理解できていない文章を取り扱うことなどできないのです。 そこで、私はいつも思うのです。もっともっと、色々な経験を積んでおけばよかった。 友達と遊び、海外旅行をし、アルバイトをし、生きた知識を身につけておけばよかった。 本を読み、映画を読み、色々な人と知り合って、視野を広げておけば良かった。 いざ教員になってしまうと、教員同士としかほぼ話をしないようになってしまいます。どうぞ自由度が高い学生のうちに、できるだけ様々な経験を積んでください。 どんな経験でも、それが必ず後の授業のネタになります。 そして様々な経験をしているからこそ、人間に厚みがでて、魅力的な授業ができるのだと思います。 「教員になるにはどうしたら良いだろう」「何が今後の役に立つだろう」というのは視野が狭い考え方だと思います。今の生活、特に学生生活を充実させようと考えることが最優先ではないでしょうか。 なお、答えにはなっていないかも知れませんが、面談で会う保護者がスーパーやコンビニでレジうちをしている方が多いので、私もそれをやってみたい、やっておけばよかったと思っています。いわゆる「あるある」を話せたら、保護者と共感しながら話せたかもしれないな・・・と。
中高の国語教員採用試験は、なかなか難関ですよ。 採用人数が、少ないからです。 おまけに、国語教員免許取得者が、結構多いのです。 文学部なら、大抵の学生が、教員免許を取得するからです。 どこの自治体でも、10~20倍くらいの競争率があります。 10倍といったら、10人受けて1人にか合格出来ないのです。 こんなことは、当たり前です。 あなたにも他人にも、等しく難関であるということです。 学校現場には、非正規雇用の常勤講師をしながら、教員採用試験を毎年受け続けている人も満タンいます。 悲しいことです。 この苦しさに耐えかねて、小学校に鞍替えする常勤講師も多いのです。 私も、その一人です。 小学校免許取得のために、通信大で、また二年の年月を必要とします。 あなたも、通信大で、小学校教員免許の必要単位を取得しておくことです。 科目等履修生として、今から取得しておくのです。 これは、保険の一種だと思うことです。 世の中は、難しいものですね。
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