試用期間中の退職

Question

試用期間中の退職試用期間中に（入社して2日目など）にどうしても会社と合わない、規則が求人内容と違うなどの理由で退職することに決めたときどのように連絡しますか？

誰に
どのような連絡方法で
理由

この3点を教えてください

補足

人事はほとんど社長が権限を握っているといっても過言ではありません。
なので直接的な理由を述べるのはどうしても抵抗があります。
ほかに人事業務のようなことを行っているおじいさんのような方がいますが
その方は普段から話がかみ合いません。
また電話か直接仕事後か迷っています。

Answer 1

試用期間中であれば、人事が新人を管理しているのだと思います。
新人全員を管理している人とかいませんか？
その方に、直接相談したいことがあるといって話をする機会を持てばいいと思います。
理由は必ず聞かれると思います。退職するつもりであるなら、本音で接して問題ありませんよ。
もし、それが何らかの方法で解決できるものであれば、解決案を提案してくれるかもしれませんし。

Answer 2

電話でに私には合わないので試用期間を設けてもらっていて良かったです。みたいな感じに謝ったらどうでしょうか？大丈夫だと思いますよ。

Answer 3

ご質問の内容で何点か不明なところがあるのですが、そこを私なりに解釈して回答します。

まず試用期間の意味ですが、試用期間とは、新たに雇い入れた労働者の従業員としての適性判断をするための見習期間であり、
「解約権を留保した労働契約」が成立すると解されています。
これはあくまで会社側に解約権が留保されているということであり、労働者側は、期限を定めず労働契約を締結している場合、
試用期間中であろうが、本採用後であろうがいつでも労働契約を解除する自由が認められています。この場合、労働契約は、
申し入れの日から2週間を経過することにより終了します。（民法第627条）
契約期間がある場合は、止むをない事情（たとえば、後述の労働条件が異なる場合など）がない限り、原則として途中での契約
解除はできません。

どうしても会社が合わないという理由であれば、この条文が適用されることになります。

「規則が求人内容と違う」とは、明示された労働条件が実際とは違うと解釈すれば、この場合は、労働基準法第15条によって、
即時に労働契約を解除することができます。
この場合、就業のために住居を変更しているならば、契約解除の日から14日以内に帰郷する場合、会社は必要な旅費を負担
しなければならないことになっています。

以上のように、退職理由によって、取り扱いが異なることをまず理解してください。

つぎに、どのように伝えるかです。
「誰に」は、会社に対してです。その事務的な窓口は各企業によってさまざまでしょうが、通常、所属部門の上司を経由して、
労務管理部門に退職する旨の連絡が行くことになります。
この辺りの社内事情がいまひとつ明確ではないのですが、おそらくはそれほど大きな会社ではないと思われますので、ご自分で
適当な方を判断してください。

「どのような連絡方法で」は、やはり口頭でというより文書の方がいいでしょう。社内に所定の届出用紙があればそれを使います。
そのような用紙がない場合は、よくある依願退職届を便箋にでも書くか、パソコンで作成して、自署・押印したものを上記した
適当な人物に渡せばいいと思います。

電話で告げるのは止めた方がいいと思います。転職先から、いまの会社に問い合わせが入った時に、かくかくしかじかとあなたの
対応を非常識だと言われたらどうなるかは、目に見えてますよね。
どんな事情があるのかは分かりませんが、もしあなたの一方的な意思で会社を辞めるのであれば、きちっとした対応をしないと、
後々、自分に災いが降りかかりますよ。

「理由」は、あなたが考えることです。私には分かりません...というのも酷なので、一応考えてみます。
明示された労働条件が実際とは違うということであれば、具体的にどう違うのかを書いて、だから辞めますでいいのではないですか？
しかも、この場合は、即時解除できるわけですから、やはり具体的に退職理由を書くべきです。

もし、会社が合わないということであれば、書面上は、よくある「一身上の都合により」でいいと思います。
ただし、口頭ででも、退職理由を告げるべきかと思います。
その理由については、他にもっと給与の高い会社が見つかったとか、自分のやりたい仕事が見つかったとか、田舎に帰るとか、
適当な理由を考えてください。

私も転職経験者なので言い出しずらいというあなたの気持ちは分かりますが、大人なんですから、コソコソと逃げるようにして
辞めるのではなく、ちゃんとした手続きを踏んで辞めましょう。