公共の施設管理で、エレベーター施設が老朽化して 専門業者より、改修を進められています。 このまま放置して、万一事故…

Question

公共の施設管理で、エレベーター施設が老朽化して
専門業者より、改修を進められています。
このまま放置して、万一事故等があった場合、管理者及び
経営者の責任はどう問われるでしょう。両者とも、施設の老朽化を知っており、事故の可能性も有るかも
知れないと認識している場合、どうでしょうか。

また、管理者は経営者に修繕を進言したが、経営者がそれを
無視した場合はどうなるでしょうか。

宜しくお願い申し上げます。

Answer 1

建築基準法および労働安全衛生法に基づく年一回の点検をパスして合格証が発行されているなら仮にエレベーターの事故が起こったとしても点検業者の責任となります。
事故の可能性は常に存在し、それを限りなくゼロに近づけるための点検なのですから、その結果を信じられない状況はあってはならないことです。
仮に管理者が点検結果に疑問をもったなら点検業者とその点について話すはずですが、点検業者に話さずそのことを経営者に話したということならその時点で管理者の資質を問われるはずです。
また、これもありえないことですが、経営者がその話を聞いても放置していたなら道義的責任は問われることになるでしょう。
当然点検を怠っていたならその時点で法令違反です。

oberonettitaniaさま