弁護士と公認会計士 わたしは公認会計士です。 普段は監査をしております。 わたしは幸運（不運？

Question

弁護士と公認会計士

わたしは公認会計士です。
普段は監査をしております。

わたしは幸運（不運？）にも、深刻な問題に遭遇することが多いです（経営者による不正など）。
経営者不正が発覚したとき、かなり精神的に負荷がかかります。悲しいとか、投資家に対して申し訳ないとか思う訳です。

小さいときから論理や正義がすきで、また経済の勉強がすきだったので公認会計士になりましたが、わたしは監査が好きではないようでした。

弁護士になって依頼人の利益を図りたいです。

監査ではクライアントの利益を図ることができません。
投資家の利益になっているということもないでしょう（損失を防ぐという消極的な利益貢献は果たしていると思いますが）。

弁護士のみなさま、依頼人の利益をはかれている、と実感できていますか？
隣の芝生は青いんでしょうか。

Answer 1

＞隣の芝生は青いんでしょうか。

そうだと思います。弁護士は弁護士で、自分の望む結果にできる案件ばかりではありません。質問者様の正義感が強いのならばなおさら苦悩しますよ。

弁護士としてこうあるべきだという理想像が質問者様にあったとして、だけど依頼人が「そんなことより私の言うことを聞いてくれりゃいいんだよ、こっちは金払ってるんだから」と言ってきた場合、どうしますか？正義だったり、弁護士として「本当はこうした方がいいんじゃないのかなぁ」という考えを貫くのであれば依頼人の意向は抑えて、こちらがこうあるべきだという結果を求める…その結果依頼人は満足しないかもしれない。その逆で、本当はこうした方が依頼人の利益になるかもしれないけど、依頼人がこうしたいと言ってきているのだからそれを実現できるようにしてあげる…その結果、依頼人は満足させられたかもしれないけれど、自分の弁護士としてあるべき姿から離れてしまったような気がする。

どの職業でも、人それぞれの「プロはこうあるべき」というスタンスがあります。綺麗ごとばかりでは一流のお仕事はできないのではないでしょうか。私は自分が一度選んだ道は、ある程度信じて進んでみた方がいいんじゃないかと思います。続けることで見えてくる道もあります。私は監査法人には行かなかったですし、たぶん質問者様よりは荒っぽい現場を見慣れてるんでしょうね。私も正義感は強い方ですし清廉潔白な公認会計士でいられればそりゃいいかもしれませんけど、泥にまみれながら荒っぽい仕事をするのも好きですよ。会計士も弁護士も、強気でいなければやってられないんじゃないですかねぇ。

Answer 2

難しいことはわかりませんが、公共の利益になっているんじゃありませんか？

少し違いますが、刑事弁護士が犯人で間違いない者を無罪にしたら利益をはかれてると実感しているのでしょうか・