解決済み
日本の将来は、人口減になり労働人口の減少が問題になるのですが、それを女性の労働と、シルバー人材の労働で、補えるものなのでしょうか?
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地域によって異なりますが、日本全体としては既に減少に入って数年経過しました。一昨日、人口増加率一位の滋賀県でも、3ヶ月連続で減少したため減少期に入ったことが宣言されました。 女性には母性保護の観点から様々な労基法上の就業規制があります。このため、活躍してもらうにはそれなりの職場環境整備も必要になります。一方、高齢者の活用も同じように一定の制約は必要となるでしょう。 また団塊の世代が亡くなれば一気に減少は進みます。出生率の回復も遅々として進みません。 こういった情勢を考えると、10年後の労働集約型業種は、外国人労働者の受け入れをしない限り、一気に衰退の途を進めることになりそうです。
労働力の減少以上に、高齢化の進展が日本経済にとって重荷になるでしょうね。 内閣府の推計では、今から28年後の2042年に高齢者(65才以上)が3,878万人とピークに達するそうです。しかし、問題は全人口の中に占める高齢者の割合です。全人口に占める高齢者割合が、2012年で24.1%なのが2060年には39.9%に達する見込みです。 高齢者割合が増える、ということは社会保障費が増え続けるということです。つまり、労働力と見られる人口が減って、養う必要のある人口が増え続けることで、一人あたりの生産性を高めないと日本経済が破綻するということですね。 だから、労働力が減ることだけが問題ではなく、労働できない人間が増えることも同じくらい問題なんですね。だから、労働力の総数を増やすこと、つまり出産・子育てをバックアップして将来の労働力を増やすと同時に、子育て中でも働ける労働環境、シルバー人材も働ける社会、など日本全体が危機感を持って取り組まないとダメでしょ。 今の団塊の世代が、ここから10年で一気に高齢者入りです。この10年で少子化対策、育児に対する社会保障の充実など真剣に取り組み、女性や高齢者も積極的に社会参加できるワークシェアなどの法制化などで新しい社会を作る気持ちでなければダメでしょうね。
>日本の将来は、人口減になり労働人口の減少が問題になるのですが、 将来ではなく、既に問題になっています。 >それを女性の労働と、シルバー人材の労働で、補えるものなのでしょうか? ズバリ言えば無理です。 正直なところ、少子化の問題が改善されない限り、回復は望めません。 しかし女性の労働が多くなれば、労働力の点では良いのですが、少子化対策としては不利で二律背反する意味があります。 シルバー人材の労働も絶対必要ですが、それだけではなかなか補えるものではないです。 さらにすでにご指摘もあるように団塊の世代が消えていく時期になると人口自体も大幅に減少に入ってしまうのは明らかですから、すでに崖っぷちというところです。 外国人労働者の導入も当然ながら考えられるところですが、これとても必ずしも有効かどうかは疑問です。 治安の悪化も予想されますし、反対の声も多そうです。
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