転職時の人材会社の違いについて教えて頂きたいです。

Question

転職時の人材会社の違いについて教えて頂きたいです。通常の人材会社（大手ではリクルートエージェントやJAC等があると思います）とウェブだけで対応している会社（リクナビネクストやDODA等）では企業が支払う手数料が違うのではないかと思いました。

前者の方が人手がかかり人件費もあり、ウェブを介しているだけの後者よりも採用時の企業側の費用が高くつき、企業はコスト面で後者から採用したいと思うのではないかと思いましたが、いかがでしょうか？

それであると、企業にとっての前者のメリットは何でしょうか？

どうぞ、よろしくお願い致します。

Answer 1

その二つの課金形態（ビジネスモデル）が違います

質問者さんの文章をそのまま引用して
■「通常の人材会社（大手ではリクルートエージェント・・・）
こちらは、「人材会社を通じて採用が決まった時点でお金が発生」します。
一般的に「成功報酬型」と呼ばれています

■「ウェブだけで対応している会社（リクナビネクスト・・・）」
こちらは、「ウェブへ掲載をした時点でお金が発生」します。
名称は色々で、ひとまず「広告掲載型」と呼びます。

「企業にとって前者のメリット」
人材紹介の特徴と、広告型との違いを下記に示しておきます

■リクルートエージェントなどの特徴
・採用が決まるまではお金がかからないので無駄な費用が発生しない
広告型の場合は、最悪、一人も採用できない可能性があります。

・書類選考は人材紹介がしてくれるので手間が省ける
会社は面接にだけ備えれば大丈夫なので仕事がひと手間省けます
広告型は場合によっては大量の応募書類から、選考をするのでとても手間です

・時間をかけて良い人に出会える
締切なども無いので、時間をかけてほしい人を採用できる

広告型と比較した場合のデメリットです。
・高い
広告型は何人採用しようとも、掲載料のみしかかからない。
人材紹介は一人当たりにお金がかかるので、採用人数によってはとてもお金がかかる。

・遅い
広告の場合、掲載すればすぐにレスポンスがあります
中途採用をするときはたいてい、急いでいるものです。
その場合は広告の方が良いケースもあります。

・人の選定は紹介会社次第
人材紹介会社は「内定が出てなんぼ」の世界です。
優秀な応募者には良い会社を紹介して、早くお金にしようとします。
それほどでもない会社には、それほどでもない人が選ばれます。

広告の場合、誰でも応募できます。名もなき中小企業にマー君クラスの若者が応募してくるなんてドリームは広告でしか達成できません。
人材紹介ではありえない事です。

各々、メリットとデメリットがあり、その時々で企業は使い分けていますよ。