解決済み
職業に貴賎はないのですから職業によって給料が違うのはおかしいのではないのですか? でもお給料を支払うのは企業なので仕方ないです。ですから国は平均給与を超えた分は税金として徴収し、超えなかった人に分配するべきなのでは?
769閲覧
たしかに貴賎はないが、その職業をまっとうするのに必要な技能、知識、経験等は大きな違いがあります。 医者や弁護士も職業ですし、コンビニ店員も職業、居酒屋のホール担当も職業です。 仮に、それらが皆同じ給料(というか、手取り額)であったとしたら、一生懸命勉強して医者や弁護士に なろうというようなインセンティヴは働きますか?(医者は自由業だ、とは限らず、勤務医は立派なサラリーマンですし、 企業の法務部門に所属している弁護士もいます) また、消防士など危険を伴う職業、深夜も働く職業などは、それ相応の手当が支払われるでしょうが、それも 平均されてしまっては、仕事の辛さや危険度に応じた配慮ができません。 何をやっても、別にしゃかりきにならなくても収入は同じだ、というのは、ふた昔も前の中国人民公社や旧ソ連の コルホーズみたいなもので、それらが結局機能せず、体制の崩壊に結びついたことは歴史が証明しています。
3人が参考になると回答しました
きのこだって、しいたけとまつたけに貴賎はありません。 でも値段が違います。 そんなものです。
天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。されば天より人を生ずるには、万人は万人皆同じ位にして、生れながら貴賎上下の差別なく、万物の霊たる身と心との働きをもって天地の間にあるよろずの者を資り、もって衣食住の用を達し、自由自在、互いに人の妨げをなさずしておのおの安楽にこの世を渡らしめ給うの趣意なり。されども今広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるものあり、貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや。その次第甚だ明らかなり。「実語教」に、「人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり」とあり。されば賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとに由って出来るものなり。また世の中にむつかしき仕事もあり、やすき仕事もあり。そのむつかしき仕事をする者を身分重き人と名づけ、やすき仕事をする者を身分軽き人という。すべて心を用い心配する仕事はむつかしくして、手足を用いる力役はやすし。故に、医学、学者、政府の役人、または大なる商売をする町人、あまたの奉公人を召使う大百姓などは、身分重くして貴き者というべし。身分重くして貴ければ自ずからその家も富んで、下々の者より見れば及ぶべからざるようなれども、その本を尋ぬればただその人に学問の力あるとなきとに由ってその相違も出来たるのみにて、天より定めたる約束にあらず。諺に云く、「天は富貴を人に与えずしてこれをその人の働きに与うるものなり」と。されば前にも言える通り、人は生まれながらにして貴賎貧富の別なし。ただ学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるなり
< 質問に関する求人 >
弁護士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る