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社会保険労務士合格後社会保険労務士に合格した方は、その後どのような段取りが控えているのでしょうか。黙っていても登録するよう案内が来たり、開業事務所からのお誘いが来たりするんですか?
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>社会保険労務士に合格した方は、その後どのような段取りが控えているのでしょうか。黙っていても登録するよう案内が来たり、開業事務所からのお誘いが来たりするんですか? 開業事務所からの案内というのは殆どありません。人脈を作っていれば別ですが。 お誘いが来る方というのは、合格する前から引く手数多で誘いがかかっているものです。 私も社労士ですが、有能な方は合格前、社労士登録の前にお声がかかっていました。 要するに人脈を作って、かつ自分の能力を高く売り込んでいたかどうかが勝負の決め手になる。 但し、黙っていても登録の案内…というのはあるかも?です。 その点を少し詳しくお話します。合格後のプロセスを少し詳しくお話しましょう。 合格後、事務指定講習の申込書等が来ます。受講料は確か7万円です。 申し込むと、翌年1月頃に教材一式が到着します。社会保険労務六法という分厚い本までくれます。 最初は通信教育過程です。課題は全3回。課題の内容は、 1.事例に基づき、「手続に必要な書類のメモ」を作成 2.書式集に入った書類を、事例に基づいて完成させる という感じです。1回目がちょっと多くて23枚、2回目が21枚、3回目が19枚だったはずです。 これは毎年殆ど変わっていません。手続メモもインターネットで調べれば過去の回答が掲載されています。それを丸写しすればOK。 実際、書類を書いても間違いが結構多いし、間違いが多いから修了証をくれないということはないそうですよ。 3回の課題が終了したら面接過程です。要するに研修ですね。 東京、大阪、名古屋で講習生を集めて全4日間の研修を平日に行います。 この間は会社を休まないとアウトですね。有給休暇を取る必要が出てきます。 全部参加すれば修了証が渡されます。その足で登録へGO!です。 というのも、全4回講習中に「是非とも登録して下さい!」と講師から散々アナウンスがあります。 会場では登録用紙まで備え付けているケースもあるぐらいですから。 社労士登録は、開業であれば事務所(自宅)の所在地を管轄する社労士会。 勤務登録であれば職場を管轄する社労士会か、自宅の所在地を管轄する社労士会のどちらかです。 会費は会によってまちまちですが、登録すれば1ヶ月程度で登録できます。 後はオリエンテーションがあって、会で説明会に参加して、様々なグッズ(会員証等)を受け取るわけです。 社労士会に入会したら、必ず支部に所属する形になります。 最初は支部の支部長とか、相談役の方に菓子折りを持って挨拶しておくと良いですね。 そして支部例会に参加して、皆さんに挨拶をします。当面は支部の行事、行政協力にはなるべく参加をすることをオススメします。 勤務会員なら別ですが、開業会員の場合は支部を敵に回すと、後々厄介なことになりますんで… 社労士開業して、じゃあ求人があるかと言えばないです(^ ^;最初に申し上げたとおりです。 補助者の求人があっても安いし。資格なくてもOKだし。あまり意味はないのです。 行政協力だって安いもんです。最初のうちはアレですが、忙しくなってくるとオススメはできません。 …開業を目指すのであれば、できれば労働者という感覚から抜け出した方が良いですね。 開業者は仮にも個人事業主です。業務請負で値切られないこと、お金を沢山取ることを考えましょう。 儲かる仕組みを作って、ついでに会社も作って、社長を取るぐらいのスケールは持ちましょう! 私の場合は開業前から人脈を作り、開業という形態をとりつつ師匠の下に弟子入りしました。 今ではその時の仲間と組んで仕事をやっていますよ。社労士は人脈作りがカギですね。 お誘いが来るレベルになる人脈を作るには、開業してからではダメです。開業前から始めます。 開業事務所からのお誘いにも何種類かありますよ。 1.開業事務所で一緒に働きませんか?という話 → これは一番難しい 2.開業事務所(会計士や税理士事務所含む)から業務提携をしませんか?という話 → これが一番多い 3.会社からお誘いがくるという話 → これはコネや人脈開拓次第! 社労士の場合、常に「楽をして食える仕組みを作る」ことを考えるのが必要です。 お誘いが来るというのは、裏を返せば「営業しなくても食える仕組みを作る」という意味になります。 実はこの仕組みを作るのが下手で開業に失敗する人が多いのです。 仕組みのヒント…一言で表現すると「営業」と「実務」は分離するということです。 営業と実務を同時並行で半々にやったら、多分絶対にガタがきて収入が頭打ちになります。 だから営業だけに特化する社労士、本業だけに特化する社労士という形で役割分業するのです。 お誘いというのは、正に間接営業という話なので、食える仕組み作りとしては必須ですね。 お誘いがかかるのを待つのではなく、そのような仕組みを是非作ってください!健闘を祈ります!
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試験の合格通知が届いた時に、事務指定講習の案内と登録の用紙が同封されています。 社会保険労務士として登録するには、実務経験が2年必要です。 しかし、案内の事務指定講習を受講すると、実務経験2年分とみなされます。 ですから、社労士試験の後、事務指定講習を受けて、登録、という形になります。 なお、合格時に、実務経験が2年がある方は、すぐに登録できます。 上記のようにして、 事務指定講習の申し込みや、登録の申し込みは、試験合格者には分かるようになっています。 それから、合格したからといって、開業事務所からのお誘いは来ません。 合格前から、よほど懇意にしていて、偶然職員募集の時期と重なれば別ですが、 合格しただけでは、どの開業事務所からも、誘われません。 そういったところに就職希望の方は、ハローワークなどでの募集をあたるか、 駄目元で、直接電話して尋ねる事になります。 開業事務所も、求人活動に関しては、一般の民間事業所と同じです。 一般的な方法で求人を行い、応募者を面接し、採用するということになります。 なおほとんどの場合、資格について、必ずしも、社労士の資格を要求するということはない、 と思います。 あれば好ましい、というレベルのようです。 社労士は、開業して事務所を構える方、勤務する方、その他の方、という3種類になります。 その内、勤務する方は、2パターンあります。 社労士事務所に勤務する方、と、一般事業所に勤務する方、となります。 一般事業所に勤務する方の中にも2種類あり、 総務部門に配置され労務管理の仕事をする場合、 と、社労士と全然違う仕事をしつつ(PR効果を狙い)名刺に社労士とうたう、という場合があります。 (銀行員など金融関係)
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