労働基準監督署に訴えた場合、訴えた人が誰なのかということについては配慮はしてもらえるでしょう。 しかし、実際問題として、監督署が去った後、「裏切り者は誰だ」「密告者は誰だ」と、犯人探しが始まることが多いようです。 悪いことをやっておきながら裏切り者も密告者もないとは思うのですが、所詮悪徳企業の経営者なんて、そんな奴ばかりです。 そして、こう言ってはなんですが、家族経営・同族経営のような中小零細企業ほど、労働基準監督署のお世話になります。 そういう企業はたいてい労働者数も少ないうえ、どういうわけか経営側に滅私奉公する「忠犬」のような社員もいます。 そんな状況で、「誰だ?」と疑われたときに、貴方に行き着くまで、どれだけの時間を要するでしょうか? つまり、直接的に、貴方から通報されたんですとは言われなくても、「あいつなんじゃないか」と特定されかねないのです。 だから、絶対的に自分が守られるとは思わないで下さい。 昔からよく言われることですが、「辞める覚悟で」労働基準監督署に訴えて下さい。 ただ、相手は悪党です。 たとえ貴方が一時的に勝ったところで、貴方の転職先にあの手この手で嫌がらせをしてくることもあります。 戦うなら、ぜひ、脱税しているとか、原材料偽装しているとか、そういう「企業生命を奪いかねない弱み」を握ったうえで戦って下さい。 そうでないと、結局やられ損になりますよ。
なるほど:5
なにかあれば、労基署へ と回答している人が多いですが、 そこに行っても何も解決できません。 話は聞くけど、あなたにとって何も利益になりません。 むしろ、労基署に告げ口したことで 雇用主から一生恨まれるだけです。 だれがちくったか、かならずばれます。 労基署など行政や他人に頼るのではなく、 自分で誠意を持って雇用主に話をしましょう。
なるほど:1
労働基準局というのは間違いですよ。労働基準監督署です。違うところなので一応。 で、「訴える」の中身によります。 会社の法律違反を是正してほしい。として「情報提供」又は「公益通報」するのであれば、だれが通報したかは明かしません。原則として。 ただし、賃金の不払い等の場合、誰だか言わないと会社に何を言うのか分からなくなりますよね? 監督署「賃金を支払っていない人がいるでしょう?」 会社 「はて、だれの事ですか?うちはちゃんと支払っていますよ」 で、終わりです。なので、こういったものは「申告」として受け付けて指導するのですが、原則として匿名での処理は出来ません。また、これはあくまでも「法律違反の是正」に関してです。そのついでに「賃金も払ってください」という指導をします。命令ではありません。個々人の賃金の支払いに関しては、民事上の債権ですので、行政である監督官が命令までは出来ないんです。 さて、回答の中には、世間知らずに「監督署は何もしない」と回答されている方もいらっしゃいますが、殆どの監督官はしっかりやっていますよ。まあ、無知から来ているんですから仕方ないですよね。
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