残業代を請求できると思いますか？ ＊長文です。 以前勤務していた会社へ残業代を請求したいと考えています。 勤めていた…

Question

残業代を請求できると思いますか？
＊長文です。

以前勤務していた会社へ残業代を請求したいと考えています。
勤めていたのは約2ヶ月間(試用期間で勤務時間や仕事内容に不安を感じ、先方にも納得していただいた上での退社です)勤務していました。
設立15年ほどで、ベンチャー色が強い会社です。
入社時の承諾書には基本給26万円、裁量労働制みなし8時間、週休2日でサインをしました。
(しかし今振り返ってみるとこの控えなど一切もらっていません…)

実際に勤務すると、帰宅は0時過ぎ、土曜日はミーティングがあるため強制出勤(強制ではないといいながら、私用で休みたいと事前に言ったところいろいろと言われる始末)

この状態で今後も続けて行くのは厳しいと感じ退社しました。

その後今現在しっかりと残業代を頂ける会社に勤めて、ふつふつと「やはりおかしい！」という思いが出てきました。

しかし残業をした証拠がない、という点で請求は難しいのかと思ってしまいます。

家族に「今から帰る」というメールは毎日していたため、おおよその帰宅時間はわかります。
しかし仕事上での書類作成日時などで証明できるものがない状態です。
使用していたのはGmailのためアカウントがわかれば送信履歴などが見られるかと思うのですが、退社時にアカウントをメモしたものも返却したためわかりません。

また2ヶ月間の中で一度も給与明細をもらっていません。
なので社会保険料がいくら差し引かれているのかもわかりません。
基本給26万円で、実際に振り込まれている金額は20万円ほど。
26万円で社会保険料6万円も引かれるものですか？

このような状態を考えて残業代を請求することはできるのでしょうか。
以下の点をお答え頂ければと思います。

①まず残業代はもらえる可能性はあるか
②証拠が見つからない中で何を証拠にすればよいのか
③裁量労働制でも残業代はもらえるのか
④このようなことに関して詳しくないため、どこに相談すればよいか
⑤残業代を請求する場合どのくらいの期間を要するのか
⑥基本給26万円で社会保険料が6万円も引かれるのか

アドバイスよろしくお願い致します。

(長文、誤字脱字ありましたら申し訳ございません)

Answer 1

ご質問の全てに答えられませんが、分かる範囲でお答えします。

①まず残業代はもらえる可能性はあるか
あります。その会社が適法に裁量労働制を採用していたとしても土曜日の出勤時間と午後10時を超える業務については残業代を支払う義務があります。

②証拠が見つからない中で何を証拠にすればよいのか
ご自分の記憶とメールの記録からで結構ですので、出勤時間と退社時間及び出勤日を一覧表にして下さい。
主さんが、それを証拠として提出すれば、今度は会社は保存している記録で反論することになります。
会社は、所得税や社会保険料を給与から控除していたとのことですから、給与明細を出さないのは、税法の違反になります。

③裁量労働制でも残業代はもらえるのか
主さんの仕事が裁量労働制の対象業務であって、会社が適法に労使協定を結んで労基署に届け出るなどの必要な手続きを取っていれば、会社は一日の勤務時間が8時間を超えても残業代を支払う義務がありません。但し、その場合でも週に５日を超えて出勤した場合、午後10時を超えて勤務した場合は、割増手当や深夜勤務手当を支払う義務があります。

対象業務については以下を参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/general/seido/roudou/senmon/

④このようなことに関して詳しくないため、どこに相談すればよいか
まずは、法テラス、都道府県の相談センター、労働基準監督署などに相談されると良いと思います。

⑤残業代を請求する場合どのくらいの期間を要するのか
相手の反応次第です。ただ、いくら早くても２～３週間はかかります。

⑥基本給26万円で社会保険料が6万円も引かれるのか
社会保険料だけではなく、所得税・住民税も引かれているはずです。主さんの扶養家族などによって変わると思います。

g0530435さん

Answer 2

>家族に「今から帰る」というメールは毎日していたため

これだけではあなたがその時間まで会社にいた証拠にはなりません
遊んだ後メールしているかもしれませんからね
会社のアドレスからメールしていたのでれば、私的利用で逆に訴えられるかもしれません

>基本給26万円で、実際に振り込まれている金額は20万円ほど。
> 26万円で社会保険料6万円も引かれるものですか？

社会保険料だけではなく所得税や住民税も引かれますからね
そんなものだと思いますよ

Answer 3

退職してから2年経過していないのが前提で。
１．書かれている内容だと難しいかと。
時間外労働をしたという明確な証拠が必要、
これに基づいて未払い金額の確定をすることになります。
また、家族に送った帰宅メールは何の証拠にもなりません。
実際に働いていたかどうかが問われますので、
少なくともメモ書きでも、業務内容と退社時間は書きだしておくべきです。

２．先にも書きましたが、思いだせるだけの勤務時間と時間外に行った業務内容

３．裁量労働制でも所定労働時間を越えて労働sれば時間外賃金が発生し、法定労働時間を越えていれば2割5分増しになります。

４．弁護士ですかね。
労基署の場合、内容証明郵便で請求して支払いが無ければ又相談に来て下さいといわれる可能性が高いです。

５．人による。
根拠となる資料があればそれを元に簡単に未払い分の計算が出来ますので数日しかかからない事もあります、
何も残っていないのであれば、記憶に頼るしかありませんので、時間がかかる場合もあります。

また、請求したからと相手はすんなり払うかどうかわかりません、請求の全てを呑んですぐに払ってくれればよいですが、そうでなければ法的な回収に移る必要があります。
この場合、労働審判にするのか、支払い督促などにするのかで期間は違ってきます。
また、審判や支払い督促で、相手側に支払い命令がでても、すんなり払わない場合もありますので、その時には強制執行の申し立てになります。

なので、結構時間はかかります。

６．基本給２６万が総支給額なら。
法定控除は保険料だけではないので、
健康保険料に厚生年金保険料だけで６万なら引かれすぎです。

法定控除は
健康保険料 12,961円（４０歳以上なら介護保険料がこれにプラスされます）
厚生年金保険料 22,256円
雇用保険
平成24年4月以前 1560円
平成24年4月以降 1300円

源泉所得税 6820円（扶養者なし）

これに前年収入から算出された住民税がかかります。