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弁理士の仕事に魅力を感じ、キャリアチェンジを考えていますが、一歩を踏み出せずにいます・・・

弁理士の仕事に魅力を感じ、キャリアチェンジを考えていますが、一歩を踏み出せずにいます・・・私は旧帝大の大学院(理系)を修了後、某外資系コンサルティング会社に就職しました。現在、30歳手前になりますが、海外赴任も経験させてもらい、収入も大台にのっています。 やりがいのある仕事ですし、会社の待遇や収入面でも満足しています。 しかし、最近、成果の見えにくい企業の青写真ばかりを描くことに価値を見出しづらくなり、もう少し地に足のついた仕事をやりたいという思いが強くなりました。 また、振り返ってみると、クライアントの業界や案件の内容は様々でしたので、ひととおり、それなりにこなすことはできるようになりましたが、これといった強みや武器がないことに不安を覚えるようになりました。 社会への貢献をリアルに感じとれる仕事をやりたい、手に職をつけたい、こうした思いから転職を考え始めたとき、弁理士という仕事に出会いました。 しかし、このことを周りにも相談しましたが、口を揃えて反対されました。 弁理士業界は、需要縮小、供給多寡で将来的魅力のない市場 給与は今の半分以下、ベテランになっても今の給与には届かない、などなど このため、思い切った一歩を踏み切る勇気が失われつつありますが、完全に選択肢から外しきれないでいます。 弁理士についてよくご存知の方にお聞きします。 ①弁理士業界が上記のような市況にもかかわらず、その職業を選択する理由(弁理士の魅力など)は何でしょうか。 やはり、この思い切ったキャリアチェンジはチャレンジングでしょうか。 ②(仮に思い切ったキャリアチェンジを志向した場合) そもそもの話として、無資格、未経験で知財部や特許事務所に転職することは可能でしょうか。 資格有無、経験有無以外で転職の際に有利に働くことは何でしょうか(学歴=東大卒は有利?、年齢=30代は不利?など) 長文失礼いたしました。どうぞ宜しくお願い致します。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    企業内弁理士です。 ①多分、投稿者殿が思っているのと大して変わらないと思います。 専門性に魅力を感じた、手に職を、みたいな動機でしょう。 20代なら可能でしょう。 コンサルとしての経験があるなら、企業知財部勤務のニーズはあると思います。 事業動向を調べて、それにあった特許戦略を立案する能力というのが求められている中、コンサル経験者が少ないので、差別化要素になると思います。 あと、特許戦略立案は地に足がつくかも怪しいところがありますが・・・。 特許事務所の弁理士も技術者から発明を聞きだして、書類にまとめるので、コンサル的な能力が必要となります。 しかし、書類作成に時間をかける仕事なので、組織では、体系だってそのコンサル的な能力を磨く点に重点がおかれていません。 そのため、投稿者殿のコンサル出身と言う経歴に私は大きく化ける可能性を感じてます。 ②30手前なら、コンサルの経験をPRしていけば、転職は相当有利でしょう (ただし、大手知財部などは新卒から育てるところが多く、滅多に中途を応募しないと言う企業は結構あります)。 確かに未経験者は不利ですが、コンサル出身という方はなかなかいない上、コンサル的な要素もあるため、組織によっては滅多に得られない人材として、下手な実務経験者よりニーズはあると思います。 大組織ほど望まれるでしょう。 人員に余裕がある大組織ほど、よくいるような実務経験者より、投稿者殿のような余りいない経歴の人のほうを欲しがると思います。 ただし、特許事務所は実力主義ですので、特許事務所だとすぐ首になる可能性もあります。 あと、特許事務所は大きいところがいいというわけでもないので、その点は留意が必要です。 弁理士は技術者から知らない技術を短時間で聞いて、それを文章にまとめる仕事です。 技術や法律の専門知識といったものはないでしょうが、仕事のプロセス自体はコンサル出身の方に大変合っていると思いますので、20代後半で未経験だからというのは気にしなくていいと思います。 ただし、年収は落ちるでしょう。 日系メーカーにいるぐらいの待遇はあると思います。 もらっている人はもらってますが、それは実力主義の世界なので、一般論で語っても仕方がありません。 特許性という技術者が気づきにくい観点から審査官に発明の素晴らしさを説明して、特許をとったりするところで達成感を感じますが、特許の成果は目に見えないところもあるので、社会への貢献という次元まで実感できるかは結構怪しいところもありますが・・・。 自分の感覚では、弁理士試験を取ったら尊敬されて、ちやほやされて、安定した収入も得られるという考えなら全くお勧めしません(そして、合格して就職できず、困ってしまうという最近多いパターンです)。現実は全く別で、技術がよくわからず、理解も適当なままに仕事を引き受けて技術者からあの弁理士は使えないからと苦情をいわれる人も珍しくありません(ただ、必要な情報を聞き出す能力はコンサルで鍛えられていると思いますので、投稿者殿はそういう心配は少ないと思います)。 しかし、仕事のやりがいと言う意味では、どんどん専門性を深めていけるので、やりがいを求める人には向いていると思いますよ。 弁理士試験合格しただけでは、今時溢れていて、評価しないのが今の状況です。 しかし、技術の専門性、アメリカやドイツ・イギリス・中国などの主要国の法律等の専門性、海外の代理人とやり取りする語学力、そういったところで1つでも誰にも負けないクラスの売りがあれば、引く手数多だと思います。 >弁理士業界は、需要縮小、供給多寡で将来的魅力のない市場 これは事実ですが、日本国内に限った話です。 この仕事は海外の案件も多々扱います。 投稿者殿は語学も出来るでしょうから、海外案件に目を向けて、海外の特許実務能力も磨けばいいだけだと思います。 精力的な人は単身で海外に行って、海外の弁理士資格も取って、活躍されてますよ。 基本的には弁理士を目指す人には否定的ですが(資格取れば何とかなると思ってそうな人が多いため)、投稿者殿は仕事の中身そのものに価値をおいているので、活躍できるという印象を持ってます。 あと、机の上での事務作業が多いので、世間受け、華やかさ、社会的ステータスでいうと、外資コンサルには到底敵わないのは否定できません。 個人的には海外までいける環境になるととても楽しいと思います。

    2人が参考になると回答しました

  • 特許事務所は止めておけ。 無資格者なら最悪高卒以下の給料でスタート。一般的に士業の事務所は独立のための下積みをさせてやるっという考えがあるから。 ちなみに、私は手取り10万以下スタート。完全に最低賃金法違反。。。

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