解決済み
都道府県と市役所の年収の違いについて。 先日、僕の通う大学で都道府県、市町村職員の方々がOB講演ということで講義をされました。 質疑応答の中で、「都道府県は場所によって給料が違うのか?」「市町村より都道府県の方が給料が高い場合があるというのは本当か?」、「市町村は場所によって待遇が激しく違うという話を聞くが本当か?」という質問をした学生がいました。OBの方々の回答は以下のようでした。 ①まず、都道府県は愛知と東京都を除いて、どこも財政が悪いが、その都道府県の物価や地下によって地域手当というものが違う。基本給はどこも殆ど変わらない。昇級や昇進も変わらない。 ②世間一般では都道府県の方が給料がよいというが、半分正解で半分間違い。 その都道府県とその都道府県内の市町村では、著しく財政の悪い市町村を除いて初任給の基本給は統一されている。がしかし、地域手当と時間外労働手当が場所によって全く違う。地域手当とは名ばかりで、政令市や中核市ではその都道府県および他の市町村より支給率が高いが、規模が小規模・中規模の市町村でも財政が良い場合は、その都道府県の支給率を超えて中核市と政令市と張り合う市町村もある。 ③時間外労働手当の支給割合はその都道府県、市町村の財政にほぼ比例する。財政の良い市役所では時間外労働手当は年間の一人当たり支給額が30万程度になるが、財政の悪い場所では10万を切ったりする。そして、都道府県は一貫して財政が厳しいので、年間の一人当たりの支給額が 20万を超えるのは愛知や東京都以外はほぼない。だから、都道府県職員より政令市・中核市、財政の良い市町村の方が給料が高いというのは間違いではなく事実。市町村は場所によって激しく違うのも事実で同じ県内なのに初任給が2万以上違うというのもざらにある。 とりあえず、地域手当は政令市や中核市の方が高いというのは納得出来ました。ただ、小規模・中規模の市役所でも財政が良い場合は地域手当は政令市・中核市と張り合うという話と時間外労働手当が 10万を切る場所から30万程度になる場所があるというのは少し疑問に感じました。これが、本当だとすると、失礼ながら、都道府県職員の方々や財政の芳しくない市町村でも頑張っている方々が可哀想だという気持ちになります。 これは確かなことでしょうか?こういうことに詳しい方、地方公務員の方回答をよろしくお願いします。
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愛知の地方公務員です。 ①の中に間違いがあります。確かに東京都はオリンピックを招致できるほど財政が良いですが、ここ数年愛知は財政難です。公務員給与は削減されているのが現状です。 ②愛知県のある市(複数)では、政令都市である名古屋市よりも給料やその他の待遇の良いところがあります。両方に採用された場合その市へ行く人が多いという噂です。当然愛知県よりも条件は良さそうです。 ③ここでも愛知県が取りあがられていますが、愛知県は財政難ですので東京都以外の他の県と同様です。そして、政令市ほどの都市ではなくても、飛行場があったり、大企業の大規模な工場があったり、自衛隊基地があったりして財政が良い市は愛知には多くあります。そうした市の職員の様々な手当てが愛知県や名古屋市の職員の手当より良いらしいと言われているのも事実です。 総じて、地方公共団体は税金がどれだけ入るかで財政の良し悪しが決まります。それにより職員の給与が決まるのは、中小企業でも売上高が多く大企業より給与が良いところがあるのと同様で、決しておかしなことではありません。 財政の厳しい市町村で頑張っておられる方は多いと思いますがそれが現実です。 また、政策にもよりますので、橋本氏の出現により東京都職員と大阪府職員では待遇に相当に差がでたことはよく知られていることです。
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