なぜ企業は派遣雇用を利用するのか？

Question

なぜ企業は派遣雇用を利用するのか？派遣社員の心中ですが「いい就業先があれば就職したいが、ないので高給の派遣でスキルを磨き機会をみる」が一般だと思います。もちろん職種にもよりますがＩＴエンジニアの場合はこれだと思います。一般的には人件費が言われますが、実際には未経験で入っは場合、初任給の２，３倍もの給料が貰えるので一概には人件費とは言えないとおもいます。それでは、「使える人材を雇用する為のおためしなのか」とおもいましたが、人不足といわれている中で有効とは思えません。私だったら、一旦正社としてつばをつけといてふるい落としたほうが良いと思いますし。企業側の狙いが見えません。怖いです。

補足

私の経験では、昇給はありますし、正社員よりも年俸がかなり良くて、オマケに教育までありました。結果的に能力不足でクビになりましたが、10ヶ月で150万も預金できたのと、身につけたスキルで次の派遣先が１０日で見つかった事もあり労働管理もされていない社員を派遣に誘ったりしてました。派遣の場合は履歴は個人情報で見せませんし、採用されます。３０過ぎたら突然何処からも相手にされなくなるんでしょうかね・・・。

Answer 1

正社員というのは、一旦採用すれば仕事が遅いなどという理由だけでは解雇（ふるい落とし）などできません。

派遣法では３年をめどに、派遣社員を正社員にするように昨今法律が改正されました。

であれば、できるかできないか分からない正社員を雇うより、派遣を雇って出来ない派遣は契約更新をしなければ簡単に解雇でき、できる社員は法律にのっとり正社員で雇用すればよいだけのこと

どちらがリスクが低いとおもわれますか？

会社が忙しいところなど、人材募集の為の経費、採用にあたる人の担当員
派遣であれば、派遣会社が人材を探してきてくれるので、採用するかしないか派遣先が判断するだけで、経費と時間と採用担当官が削減できます。
それに、入社にかかる保険、労災、様々な手続きも派遣元がしますから、派遣先は何もしなくてよいというメリットもあります。

特にITなど、正社員で雇用しても実績をつめばすぐに転職してしまうかもしれません。
派遣で３年間も働いてくれたら、会社をきにいってくれてるのでしょう
そうなると、正社員に雇用しても自分の会社の為にずっと働いてくれるかもしれませんしね。

どうおもわれますか？

Answer 2

元々派遣というのは高度の技術が必要だが継続的にその能力は必要ない場合にその高度なスキルを持つ人間を一時的に派遣してもらうものだったんですよ。
だからこそ賃金が高いのは当たり前だったんですよ。
それがゆがめられて規制緩和の名の下に本来派遣の禁止だった単純労働にまで拡大されて今は労働力の調節弁的扱いを受けているのです。

Answer 3

日本は、雇用者の方が権利が強いので一度採用されるとなかなかクビにできません。
バブル崩壊のあと、リストラというなのクビ切りで企業は散々叩かれトラウマになってしまってます。
※アメリカだとレイオフといって簡単に行うのですが・・・。

正社員として採用すると、厚生年金・交通費・ボーナス・福利厚生・教育など給与以外でも多くの費用が発生します。
その点、派遣社員は基本的には昇給や定期代、ボーナスがない、さらに企業の財務が悪化した時には、簡単に契約を解除できるので企業としては非常に便利な存在なわけです。

あと、企業は比較的派遣社員に重要な仕事を任せません。それはいつ辞めるかわらなない人に
責任ある仕事や教育をしても無駄になってしまう可能性があるからです。
やはり、正社員としてキャリアを積んだほうが将来融通は利きやすいと思います。

Answer 4

派遣社員でも長期契約者は正社員にしなくてはならない。ということも有りますがそれまでは経費のかからない派遣社員でしのぎ、必要だと思えば正社員に引き抜くというのが企業の狙いではないですか。

正式な派遣業で無い派遣社員などは要らなくなったら即切捨てが可能だということで重宝されているらしいですよ。