消防署で勤務している人に質問です。媒介金具は色々あると思いますが、オス×オスやメス×メスは逆延長で使うと聞きましたが、ど…

Question

消防署で勤務している人に質問です。媒介金具は色々あると思いますが、オス×オスやメス×メスは逆延長で使うと聞きましたが、どういったことでしょうか。詳しく教えてくれるかたよろしくお願いします。また逆延長についてもどういったときに必要か詳しく教えて下さい。

Answer 1

普通、消防車からホースを延長するのですが、火点側から消防車に向かって延長することがあります。これを逆延長（逆引き）といいます。

逆延長の一つの例ですが、水利から火点が遠い場合、複数の消防車で中継します。
自隊から先のポンプ車まで長距離のホース延長が必要な場合は、中継先のポンプ車からも自隊に向かってホース延長します。これが逆延長です。
中継先から逆延長する際、ポンプ車の中継口はメス金具で、延長するホースは手元がメス金具、先がオス金具ですので、このままでは中継口に差し込めません。そこで、オス×オスの媒介金具を中継口に差し込んでホースを接続します。これで、中継元へ向かってホース延長します。
自隊からも中継先に向かってホース延長して、中継先からの逆延長してきたホースと結合するのですが、自隊から延長してきたホースも中継先から逆延長してきたホースも先はオス金具ですので、このままでは接続できません。そこでメス×メスの媒介金具を使って結合します。

一つの例でしたが、逆延長する際は媒介金具は必需品です。