人工授精師だけの個人開業ですか? 資格だけなら、農業高校生でも取れたはずですから、それほど難しくはないと思います。 ただ、資格を取っても「技術」が付いてくるわけではありませんから、半年や1年は、研修期間として色々なケースを経験しなくては、現場では対応できないでしょう。(現場が信用してくれません) また、車の償却費などを考えれば、トータル最低でも1000頭ほどの牛を顧客にしなくては、一般のサラリーマンの収入は得られないでしょう。 今時期だと、最低、受精卵移植の資格も欲しいところです。 1000頭を受け持つとして、受胎するのに1.6回の受精が必要として1年1600回の受精。 基本的に年間休み無しで稼働しなくてはなりません。(牛の発情に休日もお正月もありません) 基本的に畜産農家としては、受精時に色々と子宮関係の治療なども必要にな時も少なからずありますから、獣医資格の持っている人に受精業務も、お願いしたいところではあります。 実際に、獣医資格をお持ちの人工受精業務を行ってくれる方が同じ地域にいれば、農家としてはそちらにお願いするでしょう。 現状、北海道でも、完全な個人開業の人工受精師さんは、ほとんどいないと思います。 皆さん、農協職員であったり、農業共済組合職員であったりして、他の畜産関連の事務仕事と 掛け持ちで、人工受精業務を行っているのが現状です。
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