社員給与未払いについて

Question

社員給与未払いについて会社の業績が悪く、社員の給与(ひとり分)が未払いになりそうです
社員には、事情を話し、すぐに退職勧奨扱いをし、雇用保険手続きをしてもらいました
それでも2か月分ほどの給与が約50万あり、このまま未払いが続いた場合、たしか労働者の立場では
請求ができると聞きました その場合、会社に体力がなくはらえない場合、社員にはどこから
支給されるのでしょうか?

Answer 1

実際に起きていることなのか、あるいは、仮定の話なのか不明ですが、実際に起きていることであれば、のん気な話ですね。

Q1 未払いが続いた場合、たしか労働者の立場では請求ができると聞きました
A1 未払の給料は、時効になる前に請求することができますね。また請求することで時効の援用となります。

Q2 会社に体力がなくはらえない場合、社員にはどこから支給されるのでしょうか?
A2 会社にお金が無いのですね。他の従業員に支払うお金も無いということでしょうね。
いろいろな方法はあるのでしょうが、厚生労働省が未払賃金建替払制度というのを用意しています。
http://www2.mhlw.go.jp/topics/seido/kijunkyoku/tatekae/
----以下引用
「未払賃金立替払制度」は、企業倒産により賃金が支払われないまま退職した労働者に対して、未払賃金の一部を立替払する制度です。
----引用終わり
いったん、、独立行政法人労働者健康福祉機構が支払って、そのお金は会社から回収します。お金が無いということなので他の従業員への給料も止まることでしょう。

他にも裁判所で手続きを取って、第三債務者への差し押さえをすることもあるでしょう。
取引先からお金を払ってもらうということです。もちろん取引停止になって倒産になりますね。

従業員への給与を払わない/払えないという会社は、事実上の倒産と同じです。
「どこから支給」なんて、のん気なことを言ってるヒマはありません。
一刻も早く現金を確保するとともに、新しい職場を見つけるべきです。