医療系に勤務しているものです. 混同されている病院は多く,私自身もその一人ではありますが, 私の見解は以下のとおりです. 「リスクマネジメント」は「組織(病院)の防衛手段」が主となり, 医療事故が発生した時の患者に対する補償,社会的な制裁に対する対応が役割であり, それによって,「組織(病院)の痛手を最小限にする」ことが目的だと考えます. 一方,「セーフティマネジメント」は「医療の質と安全の確保」が主となり, 既遂事故だけでなく,未遂事故などを集計,分析することなどによってさまざまな対策を講じ, それによって,患者やその家族,またスタッフに対して, 「より高いレベルでの安全な組織(病院)作りをし,提供する」ことが目的だと考えます. 例えば,医療ミスに伴う死亡事故があったとします. そのミスの原因を分析する,もしくは未然に防げるルール作りを前もってしておくのが「セーフティ」, 死亡事故を隠蔽することなく,患者に謝罪および補償,また記者会見をするといった ルール作りをするのが「リスク」であると思います. 私の認識で間違いがありましたら, 向学のため,ほかの方にもご意見頂きたいです.
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