公認内部監査人（CIA)の有資格者（日本語受験）が米国公認会計士（USCPA)を目指す時のポイントは？

Question

公認内部監査人（CIA)の有資格者（日本語受験）が米国公認会計士（USCPA)を目指す時のポイントは？私は公認内部監査人（CIA)の有資格者（日本語受験）でＴＯＥＩＣ７００点程度の英語力です。
ＵＳＣＰＡを目指したいのですが、ポイントなどを教えてください。

①ＣＩＡフォルダーがＵＳＣＰＡを目指す上でのアドバンテージやディスアドバンテージ
②お勧めのＵＳＣＰＡに資格学校や講座。ちなみに、ネットで検索すると評判はあまり良くないようですが、ある程度会計知識や英語力があるのでプロアクティブでもいけるかなと考えています。
③その他、皆様の経験からアドバイス。

よろしくお願いします。

Answer 1

US.CPAとCIAに合格しており、TOEICは740点を持っています。
私と似ていますね。
まぁ、私は、US.CPAを先に受験しましたけれど…

ご質問にお答えします。
①US.CPAの科目には、監査論があります。
CIAのPART1とPART2の知識は、そのまま活かせるので、有効です。
私は、US.CPAを先に受験したのですが、予備知識のない私は、監査論にかなり苦労をしました。
その点、CIAの知識があれば、US.CPAの監査論は、取っつきやすいでしょう。
監査論は、独特の論点なので苦手とする人が多いのですが、CIAホルダーなら得意科目にできると思われます。
ディスアドバンテージは、特にありませんよ。

②私は、USEN（現：アビタス）でした。
とても、分かりやすかったですよ。
ただ、お値段の面では、もっと安い学校があるでしょうかね…

③US.CPAは、私の時とは、制度が全然違っています。
とは言え、4科目ある事は変わりありませんし、宣伝されている程、簡単な試験ではありません。
実際、ギブアップしている人も多く知っています。
学校は、1000時間の勉強で合格できると宣伝していますが、鵜呑みにしない方が良いでしょう。
私は、3年間ホトンド遊ばずにお勉強しました。
計算していませんが、きっと、3000時間はお勉強したと思います。
コストも安くはありませんし、US.CPAを目指すなら、覚悟してお勉強を始めた方が良いでしょうね…

また、資格自体に、過剰な期待をしない方が良いかもしれません。
私、合格後に、人材バンクに登録したのですが、その価値の低さにガッカリしました。
人材バンクから、「US.CPAは、どの国の資格なんですか？次は、簿記2級を取るべきです。」と言われてしまいました…
つまり、その人材バンクは、US.CPAよりも日商簿記2級の方を重視した訳です。

正直申しあげまして、US.CPAよりも、日商簿記1級の方が、費用対効果が良いです。
これは、間違いなく断言できます。
日商簿記1級は、1000時間程度の学習で達成できると言われますし、教材費もUS.CPAの半分程でしょう。

ただし、世の中には、US.CPAの方を重視する会社があります。
外資系と世界展開しているグローバル企業です。
それらの会社では、US.CPAが認められます。
私、過去に5回転職していますが、そのホトンドは、US.CPAを評価してくれる外資系やグローバル企業でした。
普通の日系企業（特に中小）に応募しても、書類で落とされます。
外資系やグローバル企業で活躍したいのであれば、US.CPAはネームバリューがあるでしょう。

そして、US.CPAホルダーである私ですが、今現在、失業中であることも付け加えさせて頂きます。
以上、ご参考になれば、幸いでございます。

Answer 2

米国公認会計士です。

①ディスアドバンテージは無いでしょうが、敢えて言えば、会計用語を日本語で知ってること、でしょうか。試験中、頭の中で変換作業が起きないことを祈ります。私は法学部出身で会計知識ゼロから始めたので英語でサクサク頭に入りました。

②私は今のアビタス、当時はＵＳＥＮで勉強しましたが、なかなか良かったですよ。実際に合格出来たワケですからね。

③ＢＥＣが徐々に難しくなってきてると聞きました。早目に受験に辿り着けるといいですね。