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「 安全第一、品質第二、生産第三」の標語は、三つがセットで作られた標語でしょうか?

「 安全第一、品質第二、生産第三」の標語は、三つがセットで作られた標語でしょうか?

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回答(4件)

  • ベストアンサー

    安全第一 (safety-first)は、アメリカ合衆国で誕生した標語である。 1900年代初頭、アメリカ国内では不景気のあおりを受け、労働者たちは劣悪な環境の中で危険な業務に従事していた。 結果、多くの労働災害に見舞われていた。 当時、世界有数の規模を誇っていた製鉄会社、USスチールの社長であったエルバート・ヘンリー・ゲーリーは労働者たちの苦しむ姿に心を痛めていた。 熱心なキリスト教徒でもあった彼は人道的見地から、当時の「生産第一、品質第二、安全第三」という会社の経営方針を抜本的に変革し、「安全第一、品質第二、生産第三」としたのである。 この方針が実行されると、労働災害はたちまち減少した。 品質・生産も上向いた景気の波に乗り、この安全第一という標語はアメリカ全土に、やがて世界中に広まった。 日本において安全第一の標語は工事現場や工場などで掲示されており、目にすることができる。「安全」と「第一」の間に緑十字が配置されることが多く、旗や垂れ幕のほか、作業員のヘルメットや作業車両などに書かれる。 (ウィキペディアより転載) これによると、『安全第一、品質第二、生産第三』は、標語ではなく会社の経営方針ですね。 アメリカ発の生産管理の方法で「働く人が無事なら品質は二の次」という意味ではなく、「労働者の安全を優先すれば士気が上がり、結果的に品質も向上する」という経験則に基づくモノです。 では、【安全】とは何でしょうか? 大辞泉によりますと、 [名・形動]《中世は「あんせん」とも》危険がなく安心なこと。傷病などの生命にかかわる心配、物の盗難・破損などの心配のないこと。また、そのさま。「家内の―を祈る」「―な隠れ家」「荷物の―な輸送」⇔危険。 となっています。 では、『危険がなく安心なこと。』とは何でしょうか? ハード面では、 原子力施設を建設する(一例です。)にあたって、活断層の上に造らない。 地震、津波、台風や竜巻、地滑りや洪水の対策を完全に行う。 火事が起こらないようにし、起こった場合でも安全に避難でき、早急に消火出来るようにする。 作業用設備、機器、工具等の安全性能を向上させ、人身事故が起こらないようにする。 ヘルメット、安全靴、安全帯、防塵マスク等の作業ごとの安全用具を整備する。 などが挙げられるでしょう。 ソフト面では、現状に合った日常的な教育・訓練の徹底などが挙げられるでしょう。 それでも人身事故が起こった場合の救急体制を整備する。 あらゆるハード面、ソフト面の安全対策をとっても、各人がそれをやらなかった場合の対策も重要です。 (安全装置はあった、安全用品も揃っていた、使い方も使う時(場所)も訓練を受けて知っていたが”やらなかった”。) 朝会、夕会、TBM(ツールボックスミーティング)等の現場に置ける作業前の危険の確認と安全対策の周知・共有、指差し呼称等によるチェック漏れの再確認等も重要ですね。 これらを完全に行ったとしても事故は何処かに潜んでいます。 ところで、これらの安全を確保するためには、作業現場に掲げる『安全第一』の看板はどれほどの効果があるのでしょうか。 標語とは、皆(個々人)が守って(守れて)こそ意味があると思っています。 「安全第一、品質第二、生産第三」は標語ではないと思います。 経営者、管理職の目の前に掲げて欲しいですね。

    18人が参考になると回答しました

  • 背景とか心情ではなく、現実的にはセットメニューです。 (dsmqmさん の考え方は本質です) 経営側に必要な考え方=労働側にも知って実践をしてもらいたい事です。 三点セットでの標語だと考えても無理はありません。 労働安全の考え方は 義務主体が事業者(法人ならば会社)で、労働者の安全と健康を守る。 労働者は客体で、法令を守り、事業者の措置に協力をしていく事が要求されています。 まぁ、軽く語呂合わせ的に考えても良いのではないでしょうか。

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  • そもそも「安全第一」などは標語なんかではありませんでした。 企業に於いては安全などは自己責任で行うモノで、事故を起こした(怪我をした)人が責任をとらされていました。 その昔、アメリカの製鉄会社、USスチールの社長であったエルバート・ヘンリー・ゲーリーが宗教的思想から「安全第一」を掲げましたが、これは経営者が座右の銘として心得ておかなければならない格言です。 労働者は仕事上で事故を起こして死んだり怪我をしても全く徳をしません。 それこそ命がけで自分を守っています。 経営者が自分の部屋に「安全第一」のスローガンを掲げて、日々心を引き締めて仕事をして欲しいものです。 作業現場に「安全第一」の標語を掲げ、監督者が”安全はおまえ達が守れ、事故を起こしたらおまえ達の責任だぞ!”と云うのは根本的に間違っていると思います。 落ち着いて考えれば、『安全』『品質』『生産』は、標語として労働者に掲げるのではなく、経営者側に掲げるモノだと分かると思います。

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    17人が参考になると回答しました

  • 第二次大戦当時のアメリカでのお話です。 当時の労働者はとても劣悪な環境で働いて事故も多かった時代に、 当時USスチール社の社長であったエルバート・J・ゲーリーさんが当時の「生産第一、品質第二、安全第三」という会社の経営方針を 「安全第一、品質第二、生産第三」に変更して飛躍的に事故が減ったというお話です。 今日、「安全第一」文言が独立して工事現場の看板などで見かけますね。 今の時代は「安全第一、品質第一、生産第一」でないと通用しないとしないと考えます。

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