先日会社から整理解雇による解雇予告を受けました．これを機に家族の介護の為、地方へ引越し雇用保険を貰い

Question

先日会社から整理解雇による解雇予告を受けました．これを機に家族の介護の為、地方へ引越し雇用保険を貰い先日会社から整理解雇による解雇予告を受けました．これを機に家族の介護の為、地方へ引越し雇用保険を貰いながら就職活動をする事にしました．その2週間後、社長より解雇を取消たいと言われました．次の就職が決まるまで会社に残って良いが、その場合、会社都合ではなく自己都合にして欲しいと言われました．私は営業なので会社都合にすると履歴書に傷がつくからとの会社の温情との事です．この場合、素直に受け止めて問題ありませんか？会社都合にすると会社にデメリットはあるのでしょうか？ご回答宜しくお願いします．

Answer 1

会社都合にすることのデメリットはあります。
一番、考えられるのは各種助成金の申請時に助成金が受けられなかったり、現在もらっている助成金が停止されたりすることです。
会社の言い分は勝手ですしあなたの気持ちが収まらないのなら、受け入れる必要はありません。

ただ、あなたにも受け入れることのメリットはあります。一番大きいのは、収入が途切れることなくあるということです。会社都合だからすぐに失業保険がもらえるでしょうが、今の給料よりは少ないですし、保険がもらえる期間に再就職できるかは不明ですよね。
更に、就職浪人中より就業中の方が転職の条件面が良い事が多いです。

会社としっかりと話し合いをして納得出来る条件を書面でかわせるなら考えてもよいと思います。

Answer 2

この話、チョットおかしいですよ。一度は解雇予告を受けたのでしょう。
２週間後に解雇取り消し？。しかも、再就職が決まるまでの期間？？。
履歴に傷？？。退職金はどうなっていますか？？。

十分に確認して、慎重に考えてください。

◎会社の言っているのは、
①解雇を取り消して従前の雇用契約の継続ですか？
この場合、貴方の再就職後の退職金は貴方の自己都合になります（下参考）。
貴方の再就職で、雇用関係の永続の保障は実質的にない。
②それとも、解雇は成立した上での新規の期間限定の雇用契約ですか？
この場合、退職金は会社都合。再雇用後の貴方の立場はアルバイトです。
（参考）
＊退職金：会社都合と自己都合では２：１で会社都合が貴方に有利です。
＊失業保険：保健の支給開始時期、期間共に会社都合が貴方に有利です。
＊ハローワークの就職斡旋：会社都合が斡旋に熱心に取り組んでくれます。
＊利益に傷：企業の経営困難での解雇は貴方の履歴の傷にはなりません。

Answer 3

整理解雇の取り消しと会社都合を自己都合にしてくれという「要求」ですね？

ひと言で言ってしまえば「あくまで会社の良いように動いてくれ」ってことですね。

ひとまず、解雇取り消し。

言ってしまえば、もうやめてもらうという事を公にした上で取り消しを受けたわけですから、これは損害賠償ものでしょ。

会社都合でもう次の生活を考えてたわけですから。

弁護士にまたは行政書士さんに相談して、解雇取り消しによる損害を補償してもらわないといけませんね。

会社側に言って、ひとまず示談にしてもらいましょう。

で、自己都合で退職。

これはまったくのナンセンス。

あくまで解雇予告を受けたという前提になりますので、自己都合ならば会社に残るという前提になりますが、もう次の就職活動はじめてる最中ですよね？

前記と混同しますが、あくまでも「整理による解雇予告」受けた後なので、取り消しを承認した後でないとこの効力は発生しません。

あくまでも「従業員契約」として働いていたという前提なので、あなた様が承認しませんと全て効力を発しません。

別に承認されてもかまいませんが、そうなると、、、、。

退職金の金額面で減少。
雇用保険の自己都合による支払いで、三ヶ月間の保留。

この二点であなたにデメリットがあります。

ひと言で言ってしまえば「会社のいいなり」になるなってことですね。

会社があなた様のことを思ってやっているというふうに「心情」に訴えかけて話しているように思えますが、はて？

整理解雇という時点で「会社側のことしか考えてない」と思えませんか？

そういう会社にはきちんと常識的な大人の対応をさせましょう。

失礼しました。

Answer 4

解雇取り消し＆自己都合退職切替は会社側の罠ですね。
前の方が沢山書かれているので詳細は申し上げませんが、退職金を減額したいとか、助成金ストップを食らいたくないとか、会社側の思惑はいろいろです。いずれにせよ、その会社は解雇に関する法律知識にあまり長けていない会社と見ました（普通は最初に希望退職者を集い、それでも社員が減らない場合に解雇に踏み切るものです）。多分、会社側が最初解雇と切り出したのだけど、調べてみたらいろいろと不都合が生じたので、社労士等のアドバイスを通じて途中で態度を変えたと見るべきでしょう。

温情…というのは捉え方ですが、私は温情だとは思えません。
解雇する事自体が温情ゼロの行為ですから。
本当の温情であれば、会社がちゃんと再就職先まで世話するはずです。
解雇というのはそれくらいに重大な事実なのです。

これは解雇全般に言えるのですが、会社側が解雇を切り出したら、絶対にこちらから「素直に受ける」という姿勢を見せない事です。退職届は勿論絶対ＮＧ。あまり意味はありませんが、健康保険証も返却せず、離職票へのサインも拒否して下さい。解雇に必死に抵抗しているという姿を見せるだけで結構です。それで、最後のギリギリの段階で退職金の引き上げ等の条件交渉を行って「仕方なく解雇を飲む」という形に持っていくのがベストでしょう。

解雇の場合に経歴にキズが付く云々と言っていますが、あまり意味はありません。本当に経歴にキズが付くというのは、懲戒解雇とか、数ヶ月の勤務で自己都合退職したというような場合です。解雇であれば転職活動でも離職理由を明確に言えますので、キャリアをお持ちであれば自信を持って前に進んで下さい。応援しています。