現在、観光ホテルの仲居をしています。 まだ仕事は２か月目で、初給料はこれからもらうのですが ｢残業代はついて…

Question

現在、観光ホテルの仲居をしています。

まだ仕事は２か月目で、初給料はこれからもらうのですが

｢残業代はついてないよ｣と、先輩たちは口々に言います。

実際、お客さんの到着時間によって宴会が長引き、一日に１１時間働くこともあります。
それなのに残業代がつかないのは違法ですよね？

聞いた話ですが、労働基準局が何度も監査に入ったようですが、会社側はのらりくらりと言い訳して問題をかわし、労働条件が変わらず今に至ると言うことです。

この場合、会社側はどんな言い訳をしているのでしょうか。

もし給料に残業代がついていなかったら、どうしても残業代を払ってほしいです。

未払いに備えて、以下のコトをしようと考えています。

①タイムカードのコピーをとる

②タイムカードをもとに給与計算を自ら行い、会社側に具体的金額を請求する。

疑問点は、

１、監査が入ったのにも関わらず、労働条件が改善されないケースはどのような事例があるか

２、会社側は労働基準局にどのような言い訳をしたと考えられるか

３、①②の事をして残業代が会社側から支払われなかった場合、どのような対処をすればいいか

の３点です。

特に疑問２が気になります。残業代未払いは明らかな違反なのに、何故監査が入っても改善されないのでしょう。

よろしくお願いいたします。

補足

10月1、２、３、４、６日の労働時間は、9時間、10時間、11時間、10時間、10時間で、今のところ５０時間です。変形労働制であったとしても、１１時間労働が引っ掛かります。
もちろん休憩の時間は抜いて計算しています。
午前(お見送りや、新たに客室の整備)４時間、午後(お出迎え、宴会)が６時間が平均的な労働です。

Answer 1

タイムカードのコピーと金額請求するのは間違えてません！

ただし、労働基準監督署は、行政指導しかしませんから支払い命令は出せません！

ただし法的に訴えれば必ず残業代はもらえます。それはすき家サービス残業問題やマクドナルド名ばかり店長裁判で裁判所は一分単位で支払い命令を出しています。

争い方は、請求額が６０万円以下なら少額訴訟、それ意外なら労働審判や本裁判になります。もう一つ個人加盟労働組合に加入して団体交渉するというやり方があります。

疑問１ですが、監査に入っても会社はうまく偽装したり、行政指導なので、検察庁に書類送検まで行かないと改善されない場合があります。
そして一番は従業員が監督署任せで声を挙げないとなかなか改善されない特に労働組合がない会社はそういう傾向になりやすいです。

会社側のいい訳は、忙しくて管理できなかった。とか？人員が募集しても集まらないとか適当に切り抜けます。場合によっては、従業員が遊んでいたとか？ウソまで並べます。

残業代を支払われない場合は、先ほどの裁判や労働審判がありますが一番いいのは、労働組合をつくり団体交渉をして最悪ストライキ辞さないやり方がいいと思います。裁判したら確実に勝てますが、なるべく賛同者を集めて労働組合をつくったほうがいいと思います。

良かったら労働相談ホットライン０１２０３７８０６０に平日１０時～１７時に相談してみてください！

最後にすき家サービス残業問題を取り上げた個人加盟労働組合、首都圏青年ユニオンのYouTube動画をご覧ください！http://www.youtube.com/watch?v=e8RsAVviZms&sns=em

もう一つ大阪でテレビでも取り上げられた個人加盟労働組合、地域労組おおさか青年部のYouTube動画もどうぞ！http://www.youtube.com/watch?v=uFRGwjlyOgY&sns=em

Answer 2

<補足〉

１回１時間超えたのは、宴会が長引いたりした為偶々ではないですか。９時間の時もあるので余り目くじらを立てないほうが良いです。
旅館の仲居の仕事はお客様あっての仕事です。お客様に合わせるので時間があってないようなものです。我慢できないのなら辞めるしかないです。
偶々、秋の紅葉シーズンで忙しい時に入社したのではないですか。ピークが過ぎれば暇になります。
そうなると、働かせてくれない。と言う問題が生じる所もあります。
シーズンオフは週に１日。月に２、３日しかなく住み込みの所もあるそうです。そうなると皆帰宅してしまいます。それよりも仕事があるから良いような気がします。
実際、ホテル勤務で１日４、５時間しかない所もありました。朝３時間。夜１、２時間で帰されます。元は１日12時間あったそうです。稼げると聞かされて来た人は稼げない現実で帰宅してしまいました。
貴方が文句を言えば、極端に勤務時間を減らされる可能性もあります。
残業手当くれない事に納得いかないのなら、勤務時間を減らせないか聞いてみてはどうですか。部屋持ちならば無理な事ですが貴方が幾ら頑張っても残業代は払わないですからそうするしかないです。
仲居の仕事は、勤務時間があってもご自身でぱっぱと済ませれば座って休める時間が出来ます。働いている人は早く終われば座って休めるからと自己解決してます。
でも貴方は出来ないし、納得いかないようなので貴方が辞めるしかないです。
今迄の沢山の人がうったえて無駄だったように、残業代は頑張っても出ません。

変形労働制を取っているのではないですか。
また、１日11時間と言ってますが中抜きや貴方の食事休憩時間は労働時間には入りません。
それを引いて考えてますか。
ホテル・旅館の仕事は繁忙期と閑散期の差が激しい為に変形労働制を取っている事があります。その場合は、８時間を超えても残業手当を支払わなくても違法ではないです。

【１年単位の変形労働時間制】

１ヶ月を超え１年以内の期間を法定労働時間に収めれば、特定の日が法定労働時間を超えても時間外労働にならないとするもの。

１年単位の場合には、１ヶ月単位の変形労働時間制より細かく規定されています。

・１日の上限は１０時間まで
・１週の上限は５２時間まで
・１週４８時間を超える設定は連続３週以内
・対象期間を起算日から３ヶ月ごとに区切った各期間で、週４８時間を超える 週は３回以内

１年単位の変形労働時間制を採用するに、１ヶ月単位の変形労働時間制を採用する場合に比べやや厳しく、必ず労使協定を締結して、労働基準監督署長に届出をしなければなりません

Answer 3

１と2について

まさに今回のような事例ですね。基本的に滅多に監査など来ないので、余程問題なのでしょう。

そもそも、タイムカードを見せてるかも怪しい、、。
それと、「変則持間の変則勤務、余った時間は実際には休憩に当てているので、差し引きゼロ」とかなんとか、当たり障りのないことをいうのでしょうね。

そもそもが仲居と言う特殊性と実際の利益、、、などによりますね。

まあ、違法だから監査には入りますし、裁判で訴えれば貰えますよ。
3の答え
訴えて残業代を請求すればいい。
まあ、辞めるの覚悟ですが、、。

そもそも、労基は基本は労働者の権利を守るための主張をするところであり、会社を断罪する場所ではありません。

権利として「監査」と最期の手段で「逮捕」、、とありますが、それだってよっぽどのことです。

何故なら、今現在働いている人の権利を守る、、というのが主流なのに、簡単に経営者逮捕してたら、倒産確実で失業者続出です。
営業停止などの強制権もない、、。
元から存在に矛盾があるのですよ。
例えば経営があまり良くないが黒字でなんとかいってる会社に、毎月赤字になるくらいの割に合わない残業代を払わせる権利など持たせたら、下手すれば労基が倒産の引き金を引くことになりかねない、、。

元から、残業代を取り返すには個人の問題であり、個人の訴えでやるものなので、労基はお金を取り返すところでもない。
まあ、しいていうなら「警告した証拠」ぐらいのレベル。まあ会社としての信用が落ちる、、というのもあるけど。
だから、訴えた場合は勝ちやすいですよ。だって、労基が入るレベルの会社の言うことなんて、殆ど通りませんからタイムカードのコピーで一発です。
それ以外は難しい。
例で言うなら「社員全員、給料数ヶ月未払いなのに、社長の給料が膨大な上確実に支払われてる」というぐらいのレベルにいかないと話にならないのです。

労働改善とは、経営側の自主性の問題です。
労基の脅しが効かなければ、改善など無理です。

だって「経営上は絶対に無理。常に払い続けてたらすぐに倒産」といってる場合、長く働いている人ほど主張するのに躊躇します。

まあ、そういった交渉をする場合にあるのが「労働組合」です。
それがない場合は、本当に自分で訴えて残業代貰うしかない、、。

個人的に見れば、観光ホテルという人の流れ頼み、人の流れで対応が両極端、、の仲居という性質上、そうなってしまうのはしょうがないかと、、。

そのかわり、別で固定された手当て毎月一定額貰うか、ちょっと色の付いた給料でないなら、文句も言えると思うけど、、。

まあ、残業自体を無くす方向にしか動けないかも、、

その代わり、宴会対応は最初だけになり、宴会そのものが減ってくるかも、、。

その分の減収はそのまま働いてる人に返ってきますよ。

これが、普通の会社ならわかりますが、接客業でお客が泊まったり、宴会という時間の伸びるものがあるということを考慮すれば、常に人を増やして宴会待機で、残業という概念を無くすか、残業代を払うかのどちらか、、。

ぶっちゃけ、今時の中途半端な宴会なら、宴会単品で見たら赤字になるんじゃない？

だからって、止めたらもっと大きな経営難になりそうだけど、、。

まあ、もとから経営のやり方も悪いんだろうね、、。

ですから、改善、、というと、廻り廻って「経営陣の経営手腕のアップ」と言うことになりますね。

お金が余ってるとか、経営陣が給料下げれば、仲居全員分の残業代くらいどうにかなる、、というのなら別ですけどね、、。

まあ、ホテルの経営陣の人数なんて高が知れてるから、それに意味なんてないけどね、、。

ぶっちゃけ、まともに給料貰いたいなら、仲居なんて仕事止めた方がいいですよ、、。