システムエンジニア（SE）のもっとも重要な能力・資質とは？

Question

システムエンジニア（SE）のもっとも重要な能力・資質とは？最近といっても１０年以上前からですが、コンピュータ業界のシステムエンジニアの人で
「本当にあなたSEですか？」っていう人多くないですか？
俗に言う「なんちゃってSE」といわれる人だと思うのですが・・・

コンピュータや仕組みには詳しいのでしょうが、業務や運用についての知識があまりに無さ過ぎて・・・
世界で当社にしかない特殊業務だとかいうのであれば分からないでもないのですが。

みなさん、SEの必須能力・資質とは何だと思いますか？
それと、ダメSEを早期に見分ける方法があれば教えてください。
（やってみれば結果ダメだってことで分かります。できれば契約前や契約直後の打合せ段階で分かれば手も打てるのですが・・・）

特に、俺はSEだ！と自信満々な方
ひどいのに当たっちゃたよというユーザの方
よろしくお願いします。

Answer 1

ＳＥの裾野が広がって、いろんなタイプがありますよ。
それを、適材適所で使えないと、「なんちゃって」に見えます。
※たしかに、なんちゃってＳＥも少なくはないですけど。

ＳＥって一つでなく、もっと区分するとわかりやすいのですけどね。

建築業界で、お客様から要件を聞いて建物のデザインを考案するデザイナーも、大工の棟梁も、高層ビル建築家も、建築技師も、宮大工の棟梁も、ＩＴ業界では全部「ＳＥ」。。。。。

システムのＯＳからのセットアップから、ソフトウエアのトータル設計する人もＳＥ。

１０００人で作るシステムも、１００人で作るシステムも、１０人で作るシステムも、３人で作るシステムも。
お客様の要求で作るシステムも、自分で好き勝手に作るシステムも。
社会的に重要なシステムも、おあそびのゲームのためのシステムも。
デザインする人はＳＥ、コーディングする人はＰＧ。

オカシイですよね。

なので、ＳＥとかＰＧとかに惑わされずに、どのような資質でどのような技術を要求するのか、その経験（もしくは、それに近い経験）を持っているかどうかを確認することです。

Answer 2

SEです。自信満々ではないですが、
なんちゃってSEが多いという意見には共感します。。

>みなさん、SEの必須能力・資質とは何だと思いますか？
①プロ意識・責任感が強いこと
②相手（ユーザー）の立場・視点を考え、優先できる器があること
③システム・情報処理分野に興味を持っていること
の３つが”必須”だと思います。

>それと、ダメSEを早期に見分ける方法があれば教えてください。
契約前であれば、面談を行って会話の中で判断するしかないと思います。
①「なぜこの業界で仕事をしているのか？」
②「よいシステムとは何だと思うか？」
③「SEにはどういったスキルが必要だと思うか？」
④「この業界をどう思うか？」
などなど。
大体こういう質問をして、しばらく考え込んだり的外れな回答する人は怪しいです。
※新卒には①以外はちょっと難しいかもしれません
また、会話のテンポや自己主張の強さなどからも判断できると思います。

契約直後の打合せでは出来る人でも遠慮してあまり喋らない（というか様子を伺っている）ことも多いので、単純に打合せの中の発言では判断し辛いかもしれません。
徐々に頭角を現すタイプもいますので。
大体１週間も一緒に仕事すると”ダメ”かどうかは判断できると思いますが、それでは遅いのですよね？
やはり契約直後でも早期に面談（飲みでもよい）をするなどして、会話の中からその人の特性を読みとるしかないかな～と思います。

Answer 3

数ヶ月前までシステムエンジニアをやっていたものです。ベンダー側でした。
SEに必須の能力はざっくり言えば専門スキル（システムスキル＋業務スキル）とコミュニケーション能力でしょう。
彼にしかない専門スキルを使いながらしっかり段取りを組んで論理的に話して周りを導きながら仕事をしていける人です。

次に見分け方ですが、配属される人を全て直接面談できるのであれば、採用面接のようなことを聞けば大体分かるのでは？と思います。

・これから携わる業務と同種の経験があるか否か
・あるならば苦労した点や工夫した点など
・今の業務が抱える問題を話してどれくらい理解しているか見てみるために自分の言葉で言い直させる
などなど...

しかし、SI業界において出てくるSE全員とユーザサイドが面接することは普通あまりありません。少数の優秀なエンジニア（大体途中でいなくなる）と大量のロースキルなSEをセットでアサインして工数を稼ぐのが彼らのビジネスモデルだからです。契約前や契約後の打ち合わせではすぐにいなくなる人だけが出てきます。
そのため、できるかどうかは不明ですが配属される人間についてはできるだけ面接した方が良いと思われます。それができないほど大規模なシステムだったら...ダメSEとつきあう方法を模索した方が早いと思います。