少子化対策は必要ですか？それとも不必要ですか？ 雇用、就労、労働力などといった観点から質問しました。 色々な意見をお…

Question

少子化対策は必要ですか？それとも不必要ですか？
雇用、就労、労働力などといった観点から質問しました。
色々な意見をお願いします。

少子化対策は年金制度維持や経済発展の為の労働力確保を目的と言われています。しかし疑問を感じます。実際の労働現場と政治家や専門家が訴える机上の論理では、つじつまが合わないように思います。

【参考】 数日前に［経済、景気］のカテで質問した内容とその回答です。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1459006334

労働力の確保といったものの、現状は多くの会社が人件費削減に取り組んでいます。求人を出しても会社側はリーマンショック以降、採用にはかなり慎重になっています。応募者全員不採用は当たり前です。仕事は多いがなかなか新入社員を入れない会社がどこでもありますが、人を入れずに現状いる社員が残業して業務をまわした方が1.○○倍（○の数字は忘れました）会社にとっては出費を減らせると聞いた事があります。

労働力だけでなく賃金も厳しい現状です。大手企業に常駐しているアウトソーシングの社員でも時給単価が下げられるという話も聞きますし、下請企業も元請に値切られ低価格の見積を要求されています。これでは社員の給与アップは難しいですし、会社は赤字を出して負債を抱える事にもなります。年々サラリーマンの平均年収は下がっていますし、各家庭では子供を増やす状況にはなかなか成り得ないと思います。

以前、下請企業ではコストの都合で海外にとられているというような事をよく聞きました。円高は何年も前から続く一方ですし、その中で下請企業の倒産も頻繁にありました。失業者やホームレスが出る状況になるのは当然だと思います。

生活保護ですが、同じ母子家庭なのに生活保護手当を貰っている家庭の方が、貰ってない家庭より家計の支出が多いというデータがあります。生活保護受給者全てとは言いませんが、中には働く意志のない人もいます。月に貰っている金額が生活保護受給者で14万円に対し、パートが9万円で高齢者の年金が6万円で、細々と節約して暮らしているパートや高齢者が馬鹿馬鹿しくてやってられないというのを聞いた事があります。その生活保護受給者の生活を見ているとタバコは吸う、化粧はしまくる、ネックレスなど金属物をつけまくっているような所を見て、真面目に働いている人が怒っている話を聞いた事があります。

少子化対策の善し悪しはわかりませんが、一般家庭では子供を増やす気にはなかなかなれないでしょうし、親の介護もしなければならない人もおり、時間と経費と体力が費やされ身がもたない事かと思います。少子化対策どころではないですね。

補足

nene_hime8さん の回答に関しての補足は以下にしました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1359515413

Answer 1

この問題は論文並の内容が必要な問題であり、この程度の回答欄ではとうてい答えられないので、理由やデータを省いて、概念だけ回答します。

先ず第一に、日本だけのことを考えると仮定しますと、先進国のGDPは人口にある程度比例しますから、人口減＝経済の停滞をもたらします。そのため、マクロ的には人口が増えないと、経済が良くならないわけです。

また実際問題１９９０年頃から日本経済はほとんど伸びていませんから、給料が伸びないのは当然なのです。

私論ですが、９０年代にインターネットが世の中を大きく変えました。インターネットは情報格差を世界規模でなくしたのです。グローバル化は直ぐに労働市場にも影響を及ぼしました。分かりやすく書くと、安い賃金の地域に仕事が流れるということです。これがデフレの一つの要因となっています。

同一労働は同一賃金だとすると、人件費の高い日本人と同等の能力を持つ海外の方々の給料が何分の一だとすると、当然企業は海外に労働力を求めるようになります。結果として、日本人の給料が頭打ちになるのは当然の流れです。

逆に言えば、ごく少数の日本人にしかできない仕事、あるいは特定先進国でなければ出来ない仕事に従事している人の給料だけが上昇し続けているのも現実です。高い能力を持った人だけがその能力に見合った給料を得ることが出来る社会、世間一般で言う格差社会になったのは、政府の責任でも何でもなく、世の中の流れなのです。

今回の震災の影響で、恐らく近い将来に円安方向にシフトするでしょう。しかし日本は資源がなく、生産設備が減少しており、貿易赤字になる可能性が高く、ますます厳しい時代が来ると思います。

生活が苦しいと言いながら、たいした努力もしていない人の方が圧倒的に多いのが現実です。毎日毎日携帯電話でメールばかりな人、何も生産的なことをしないニートな人、どうでも良いワイドショーやバラエティ番組ばかり見ていて、６年間も英語を勉強しながら、ほとんど話せない人の方が圧倒的に多い現実を見ただけでも、いかに日本人がダメかは一目瞭然。

だいたい他人任せな若者ばかりで、世の中には素晴らしい企業がたくさんあるにもかかわらず、名前を聞いたことがある大企業志向ばかりの大学生が跋扈しているのをみていると恥ずかしくなります。

コツコツと努力してリスクを冒してでも勝負をし続ける人以外は奈落の底に落ちても仕方がない時代が来る可能性は大いにあるでしょう。日々努力を惜しまず、お互いに頑張りましょう。