大手の広告会社に新卒で営業として入る場合、１～３年後に、投資銀行・コンサル・商社への転職はどのようなステップを踏めば可能…

Question

大手の広告会社に新卒で営業として入る場合、１～３年後に、投資銀行・コンサル・商社への転職はどのようなステップを踏めば可能でしょうか。それとも全く不可能でしょうか。私は今大学４回生、２３歳です。女子です。

大学を一年休学して語学留学し、去年就職活動を行い、大手の広告会社から内定頂きました。

しかし就職活動終盤（夏ごろ）になって、投資銀行・コンサル・商社の業界に興味を持ちました。
時期も外れており、成功しないまま就職活動を終えることになりました。

そんな中、必修単位を１単位落とし、卒業が半年遅れることとなりました。
内定先は、９月入社にしてくれるとのこと。
ただ、４月から９月までは、学校のある日以外、出勤。（雇用形態はアルバイトですが、仕事内容は同期と同じで、正社員扱い）

そこで私が迷ったのが以下２択。
①アルバイト・内定を蹴り、２０１２年度の新卒採用で、もう一度就職活動を行う。

②このまま４月から働いて入社し、第二新卒での転職を狙う。
その場合、１～３年働き、異業種へ転職しやすい第二新卒枠にする。
もしくは、行きたい業種が投資やコンサルなので、経営大学院に行ってから就職活動をする。
（しかし、現時点で調べた結果によると、院は転職者の自己満のステップで、あくまで転職の際に重要視されるのは前職での経験らしい・・・）

留年が決まるまでは、自身のキャリアビジョンは②でした。

しかし、留年が決まり、絶望に陥ったと同時に、新卒という肩書きをまた与えられるチャンス、①ができたと思ってしまったのです。

①のデメリットとしては、
・留年を待ってくれるという内定先に対する義理や、モラルの面で、最低。
・留学・留年で+２年ストレートより遅れている女子が、今（３月）から就職活動をして内定が取れる可能性は低い。
というものがあり、やはり当初考えていた②のビジョンの方が現実的で人道的なのだとは思います。

しかし、どうしても就職において、新卒がプラチナチケットに思えてならないのです。

以上を踏まえて、冒頭の質問に加え、私が①、②の選択肢で迷っていることに対してのアドバイスもお願いいたします。

乱文、長文、失礼いたしました。

補足

補足させて頂きます。

ご指摘があった通り、学歴は関関同立の中でもTOPの大学ですので、そこそこの学歴だとは思います。
また、TOEICも８００点近く持っています。

なお、去年の就職活動で、ほとんどの商社は１次面接で落ち、投資銀行は最終面接で落ちました。コンサルは受けていません。

Answer 1

キャピタリスト向けのサイト（http://www.capitalist-navi.com/）を運営しているものです。

大手広告代理店に内定をもらわれているということで、貴方は「そこそこの高学歴である」、また、留学経験があるということで「一定以上の英語力（少なくともTOEICで７００点～８００点以上）がある」という前提でお話をさせていただきます。

と言いますのが、ご希望される業界は、学歴や英語力によっても内定の可能性が大きく異なってくるからです。

「投資・コンサル・商社」と言っても、中小から大手まで様々で、その中でも大手広告代理店と同等以上の年収を得たりダイナミックな仕事に携わったりしたいのであれば、書籍や雑誌、ネットなどで目にするような一流の「投資・コンサル・商社」に入る必要があります。また、貴方が特にそのような一流の「投資・コンサル・商社」に憧れているのであれば、中堅以下の「投資・コンサル・商社」に入っても、イメージとのギャップが大きい可能性もあります。

業界でも上位の「投資・コンサル・商社」は、あくまで目安ですが、学歴では、「旧帝大」「早慶上智」「上位国立大」「関関同立」以上の大学でなければ内定を取りにくく、また、入社後の昇格も簡単ではありません。（学歴差別という意味ではなく、圧倒的に頭も人柄も良いデキる人たちと競争しなければならないためです。）
また、グローバル化の時代なので、前述のようなTOEIC７００点～８００点以上の英語力も選考基準になりやすいです。

ですので、もし貴方が上記の条件に当てはまるのであれば後述の私のアドバイスを参考にしてください。
それでなければ、「広告代理店に入社する」か「中堅の投資・コンサル・商社への内定になるかもしれないが、その業界を新卒で受ける」という選択肢になる可能性が高くなります。

さて、以上を踏まえて貴方にアドバイス致します。

まず、私の結論としては、「（１）新卒で活動をする」という方が、投資・コンサル・商社に就職できる可能性は高いと思われます。
ただし、あくまで「（２）と比較して高い」ということですので、ご注意ください。

（１）の方が可能性が高い理由というのは、「新卒の方が採用数が多い」のと「中途採用の場合、ライバルに業界経験者がでてくる」ためです。（お気づきの通り、第２新卒では業界未経験だと海外の超一流MBAでも取得していない限り大学院は大きなプラスにはなりにくいです。）

そのため「確率論」として新卒の方が有利であるとは考えられます。

次に内定の可能性ですが、新卒の中でも年齢がやや上なのは多少不利です。ただし、年齢だけが大きな選考要素になるわけではないですので、そういった業界に入るための「基礎的な知識や理解があるか」「業界に向いたパーソナリティーを持っているか」とあわせて判断するのが良いと思います。

「基礎的な知識や理解」に関しては、業界に対する理解が比較的重要です。「投資・コンサル・商社」をご希望されていますが、その３つの違いはどこまで理解されていますか？イメージでは「ダイナミックでかっこいい」「知的・一流」と言った印象を持つかもしれませんが、実際はそれぞれビジネスモデルから仕事内容まで大きく異なります。そこをイメージのまま突っ走ると内定を獲得するのが難しくなります。

「パーソナリティー」に関しても、広告代理店と同様に「コミュニケーション能力」「知的レベル」「メンタルの強さ」などが求められますが、広告代理店では「華やかさ・明るさ」がやや強めに求められる一方で、「投資・コンサル・商社」では、「実直さ」や「知的さと落ち着き」などがやや強めに求められたりするような違いもあります。

貴方が、「学歴や英語力」を満たし、かつ、「業界をしっかりと理解」して、「パーソナリティーでもそこそこ向いていそう」であれば、新卒としてチャレンジしてみるのもありだとは思います。（ただし、それでも満足のいく内定をとれないリスクはありますので、そこは自己責任でお願いします。）

あと、貴方の「生き方やポリシー」の問題もあると思います。
「入社を待ってくれる大手広告代理店の好意を裏切るのは嫌だ、失礼だ」と思って入社するのか、「１～３年で辞めるつもりで入社するのは失礼だから、入社せずもう一度転職活動をする」のかも判断要素かと思います。ご自身の心に聞いてみてください。

以上になります。
少しでもご参考になれば幸いです。

>>補足に関しまして
回答を作成しましたが、文字数オーバーで記入できないようです。（2000字までのようです。）
当方の運営サイトからキャリア相談のお問合せ頂きますか、別途質問枠をご作成頂くなど、回答方法をご指示頂けますでしょうか。お手数ですが宜しくお願い致します。

Answer 2

そのまま入社しましょう。
広告代理店？は中途はかなり狭き門です。
ここで踏ん張れば異業種へ転職も可能でしょう。