専門学校の建築科の一年生です。 僕は今まで施工、設備、設計、などを一通り勉強し、最終的には半年で一階立ての家…

Question

専門学校の建築科の一年生です。

僕は今まで施工、設備、設計、などを一通り勉強し、最終的には半年で一階立ての家を竣工しました。建物が歴史的に段階を踏みながら、今の形になっていると考えただけで、胸のどきどきが収まりません。将来は施工関係の仕事に就くものだとばかり考えていました。

だけど、ある日建築パースと言われるものに出会って建築パースが描ける仕事に就きたいと思いました。学校からは施工に就いたほうが良いと言われ、親からは猛反対。反応は予想していました。

とりあえず、そんなことは気にせず県で建築パースの仕事をしている人がいる会社のほうに連絡を入れ訪問してみました。その方は厳しい生活になると言いました。しかし、僕はそれでも良いです。

学校の先生に相談してもだめ、親に至っては、絶縁される勢いです。

今から学校に通わせてもらう訳にはいきません。今は週一無料でデッサンを教えてくれるところに行って分からないことは聞いています。

建築パースやまたイラスト関係の仕事に就いている人は、どうやって会社にねじ込みましたか？僕はとりあえず建築パースのコンペやデザインコンペに応募して 入賞すれば仕事ができると考えていますが、浅はかですかね。

Answer 1

私も工業高校建築家の卒業生ですが、当時は質問者さんほど真面目に考えていませんでしたね。ですからお持ちの態度は素晴らしいと思います。

どんな職業でもそうですが、専門分野になればなるほど、活躍する人の輪は狭く、求められる仕事の質は高くなります。
それで、情熱や意欲だけでは現実は生きていけないことももちろんご存じだと思います。
コンペにおいての入賞はごくわずかの限られた人だけですし、入賞したところで安定した仕事が入ってくるわけではありません。

現在日本において、建築業界は冷え込んでいます。
施工管理技士や現場監督の需要ですら飽和しているところもあります。

ましてやパース系の仕事は本当に多くありません。
また、パースは１作品を仕上げるのに相当の時間を要しますが、その割に収入がドカンと入ってくるわけではありません。
漫画家と似ていますが、期限に追われながら簡素な暮らしを強いられる場合が本当に多いです。

親としてはある意味当然の反応でしょう。
施工関係の職に就くと思って学費も払ってくれたのでしょうし、不安定と分かっている道に自分の子を放る親は、よほどの覚悟がある人です。
勘当されれば一切の援助は無くなるとも思います。

万が一、目指す仕事が成功しなかった場合、それまでのどんな努力も他の企業は一切評価しません。ですから、新たに仕事を探すのもより困難になります。

それでも、というのが現在のお気持ちだと思います。
ですが、今すぐにそれを目指す必要も無いと思います。

パースに比べれば安定した施工の仕事に就き、自分で自分をしっかり養えるようになってから新たに会社を設立したり、そこまでせずとも副業として始めたりできると思います。

数年後、何が最も大切になっているかは分かりません。
親との関係も決しておろそかにしていいものではありません。
リスクともしっかり向き合ってください。

Answer 2

こんにちは。
前の方がベストアンサーのご意見を話されました。私のはおまけです。

建築パースが描ける仕事と言われますが、建築パースも建築写真も「建築学科」等の専門教育を受けている意味は必ずしもありません。(あった方がベターですが)どちらかというと、デザインのセンス・技術の世界です。したがって施工とは、まったく違う仕事というのはおわかりになっていることです。

本気で建築パースの仕事をしたいならば、学費は全部自分で稼ぐぐらいの強い意志はないのですか?親御さんから言えば、もう貴方のためにいままで苦労をかけられてきました。そろそろ自分で自立する頃ではありませんか。友達と遊ぶ、彼女と付き合うなんて時間はありません。勉強と学費のためのアルバイトだけを考えて行くのです。

自分の夢は親から与えてもらう訳にはいきませんよ。

それからお節介ですが、建築を真面目に考えるなら専門学校の建築科はもはや無意味です。大学の建築学科の学生さえ就職に苦労しているこの時代、専門学校卒では同じ土俵にもあがれないのです。