派遣元が更新の意思確認の連絡をしないことは違反でしょうか？

Question

派遣元が更新の意思確認の連絡をしないことは違反でしょうか？私が契約している派遣元は派遣先出資の関連会社で小規模です。
以前の知恵袋でも投稿しましたが、最初契約時は３カ月ずつ更新と伺っているのにいつの間にか半年更新され、契約上今月末で一旦切れますので、先週、派遣元に「更新の意思確認の連絡はいただけないのでしょうか？」と訊きました。
派遣元担当者曰く、会社側からの変更があれば１ヶ月前迄に連絡はしますが、今のところ派遣先からも本人からも連絡がないのでそのままさらに半年契約になると言われました。
先日、他の大手有名な派遣元から派遣されている方にこのことを話したら、驚かれました。
「それはおかしい、意思確認しないなんて違反だよ」と言われました。
派遣について詳しい方、教えて下さい。
更新の意思確認の連絡をしないことは違反になるのでしょうか、派遣元がおっしゃる上記のことだったら特に問題ないのでしょうか？

Answer 1

貴方のような、派遣先の子会社の派遣の方と独立系の大手派遣の方とは同一には出来ません。
理由は単純明快です。派遣先自社での雇用ですと、人件費がかさみます。その為に派遣会社の子会社を作り其処から人を紹介して貰うのです。相当前ですが、バブル景気の時は女性の一般職を採用してました。そして、不景気になった時にその事務員の方を設立した派遣会社の子会社に移籍させたのです。身分は派遣会社所属ですが、仕事内容も席も変わらないと言うのがありました。それは専ら派遣と言っていて、今は禁止されてます。
此れが歴史的な背景です。恐らくですが、その会社も女性の一般職事務員は派遣ばかりではないでしょうか。年齢の高い事務員さんに直雇用の正社員が居る程度ではありませんか。現実に十数年同じ派遣先に派遣されている人は居ます。仕事期間ですか。何時までだと思いますか。驚く無かれ半永久的です。
この話しは某派遣会社から聞いた話しです。大手有名派遣会社のように大々的にしょっちゅう募集なんてかけてません。あくまでも募集を掛ける目的は欠員補充です。
貴方は当初３ヶ月の派遣との話しでしたが、何ら問題無く派遣先が長くいて欲しいので半年にしたのです。そういう、派遣先ですと何ら連絡してきません。身分は派遣ですが、貴方が居るのが当たり前になっているからです。
これ等の話しは憶測ですが、十数年その状態の人も居ます。ただ、半年後は4月です。新入社員が入ってきてお役御免の場合もあります。一度、派遣元に何故自動更新なのか理由を聞いてみたら良いと思います。
他の会社の人の話しを聞いて、気持ちを揺すられないほうが良いです。派遣先の子会社から派遣されていくと、事務員は派遣しかいない為か身内のように扱ってくれる所もあります。そうなると、意思確認や終了の話しは派遣先から出てくるのです。不安なら一度、何故そういう風になっているのか聞いたほうが良いです。

Answer 2

＞更新の意思確認の連絡をしないことは違反になるのでしょうか

労働者派遣法に更新確認の連絡云々について明記された条文はありません
から「違反」という表現は必ずしも適切ではなく、「派遣労働者の同意を得ず
に行なった更新契約は無効になることがある（無効にすることができる）」という
のが正しいと思います。

ご本人（派遣労働者）が更新を希望しないのに派遣元が勝手に雇用契約を
更新した場合は、そもそも本人が同意していないので更新された契約自体が
無効となり、無条件で当初の契約期間をもって終了することができます。

ただし、事前の確認（本人の同意）もなく更新された雇用契約であっても本人
がその契約内容に異議を唱えずに勤務を継続すれば、契約の更新を追認した
ものとして扱われることがあり得ます。

契約更新はするが契約内容を見直して欲しい（時給を上げて欲しい、期間を
短く区切って欲しい 等）ということもあるでしょうから、必ず更新時期には事前に
連絡が欲しいことを派遣元に伝えて、それすらしてくれない派遣元には ご自分
で連絡して要望を伝えるなり 更新契約の内容を確認しないと 全てが派遣元
の勝手な都合で決められて、結果的にご自身の立場を守ることができません。
（派遣社員がそんなリクエストをするまでもなく、事前に本人の意思を確認する
ことは 常識的な派遣会社では当たり前に行なわれていることですが…）

一般的に「有期雇用契約の自動更新」は認められませんから、恒常的に労働
者に対する意思確認をせずに雇用契約を更新していることを労働局が知ったら
派遣元は間違いなく指導（改善命令）を受けることにはなるでしょう。

これらのことは派遣先、派遣元の関係や規模とは無関係です。