現在27歳（男）です。畑違いの左官職人への転職を考えています。 この年齢で、左官の世界に飛び込むことは可能でしょう…

Question

現在27歳（男）です。畑違いの左官職人への転職を考えています。

この年齢で、左官の世界に飛び込むことは可能でしょうか？大学卒業後、一般企業のサラリーマンとして５年間働いております。
IT企業で、左官とは全く関連がありません。

ただ、かねてから左官の世界に興味を持っており、転職を本気で考えています。

左官業を行う企業に就職し、見習いとして働きながら職業訓練校に通いつつ
技術を磨いていくのが正しい道だと思っていますが、
これまでの職務経験が全く活かされない、かつもう27歳ということもあり、不安は
たくさんあります。

私のように、他業種から左官の世界に飛び込んだ方、もしくは左官のお仕事を
されていて私のように転職をして左官工として働いている方をご存知の方が
いらっしゃれば、心構えや、厳しさ、賛成反対など、どのようなことでも結構です
のでアドバイスをいただけないでしょうか。

よろしく御願いします。

Answer 1

現在の建築は乾式工法が多く
左官屋さんなどが行う湿式工法は主流では無くなっています

主な仕事は土間や階段、外回りの犬走り
カーポート、コンクリートブロックなどになりつつあります

従来の土壁は工期や耐震の関係で少なくなり
乾式の石膏ボードが主流になっています

仕事が減るということは将来的に独立していけるかに関係しますし
単価の下落にもつながっていきます

ただ、現段階では左官工の平均年齢があがっていますので
今後は職人不足になり単価がやや上がることも考えられます

職人は自分の腕で稼ぐものなので
技術が資本です

出社すれば給料が貰えるという考えでは勤まりません
その反面、実力主義の世界なのでやりがいはあります

サラリーマン的な考え方が通用しないことも多くありますので
一定の覚悟は必要でしょう

ここで質問をして、他人の意見を聞いているところもサラリーマン的だと思います
自分を信じて生きていくなら
他人の意見を聞くより先に飛込む位の気構えがなければ続かないのでは？

唯一の問題は景気動向ですね

Answer 2

僕の知り合いは50から左官になりましたよ。(なんでも石油関係のエリートだったらしいです。)
正直左官は面白いですが儲りません。伝統工法や特殊な面白い仕事をすればするほどに。しかも左官は昔から多能工で左官の中でも進む道はたくさんあります。
貴方が単身でやる気があるのならばオススメしますが、家族や守る物があるなら、かなりリスクが高いでしょう。
学校行くより、現場だと僕は思いますよ。
いっぱい良い親方居ますから。
けど出来ない２７歳は現場で目立ちますけどね。

Answer 3

決して不可能ではないと思います。ただ、左官とかの職人系は上下関係がサラリーマンとは比べ物にならないほど厳しいもので、年齢ではなく仕事ができるか否かで決まると言っても過言ではありません。

貴殿は27歳とのことですが、左官業は貴殿より年下の人も決して少なくありません（会社によっては10代の人もおられるでしょう）。年下の人でも入社した以上は先輩。もしかすると、その年下の先輩からキツく怒鳴られる可能性だってあります。年下の人間から怒鳴られても大丈夫ですか？

（左官とは違いますが）自分も建設関係の仕事に携わったことがあるので、その手の業種のことは多少は分かっているつもりです。参考になれば幸いです。